(月報司法書士2023年6月号掲載) 代表的なドイツのボードゲーム『カタン』の作者であるクラウス・トイバー氏が4月1日、70歳で逝去した。日本のボードゲーム愛好者は、「『カタン』がなければ今の人生はなかった」などと哀悼と感謝の言葉を次々と表明している。 ボードゲーム展示会でサインに応じるクラウス・トイバー氏(Wikipedia) 代表的なドイツボードゲーム 『カタン』は架空の無人島を開拓するボードゲームで、1995年にドイツで発売された。ショッピングモールや量販店でも販売されているので、ご存知の方もいらっしゃるだろう。サイコロを振って資源を手に入れ、資源を組み合わせて自分の開拓地を広げていく。余った資源は他の人と交渉して、足りない資源と交換することもできる。サイコロ運、資源の組み合わせ、交渉、陣取りとボードゲームの楽しさが詰まった作品で、70カ国で4000万セット以上を売り上げた。筆者も『
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