JR西日本は4日、京阪地区と和歌山方面を結ぶ特急「くろしお」の新型電車を報道関係者に公開した。 試運転を経て、来年7月から約50両を導入し、現行車両も併用する予定。 すでに特急「こうのとり」(新大阪~城崎温泉)に使われている「287系」。白を基調に青のラインが入ったデザインは大きく変えず、授乳などに使える多目的室や車いす対応トイレを整備し、衝突時に乗客が受ける衝撃を半減させる構造になっている。
半世紀近く大阪と北陸方面を結んだJR西日本の特急「雷鳥」の愛称が来春、消える。 現在、1日1往復(大阪―金沢)している旧型車両が新型車両に変わり、名前も「サンダーバード」に統一されるためで、ファンからは惜しむ声が上がっている。 「雷鳥」は立山連峰に生息する特別天然記念物のライチョウから名付けられた特急で、1964年12月、大阪―富山間で運行開始。観光客や登山客らが利用、往時は1日19往復した。 97年には新型車両の「サンダーバード」が登場。「雷鳥」は今年3月から1日1往復となり、「サンダーバード」は4往復増えて22往復になっている。 こうした動きとは逆に、最近は長年親しまれながら廃止された特急の愛称が復活する動きも。東北新幹線を来春から走る新型車両に「はやぶさ」が、また来春から九州、山陽新幹線を直通運転する車両に「さくら」の名が付けられた。 日本山岳会関西支部長の重広恒夫さん(62)は「学
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