「高輪築堤」遺構 萩生田文科相 夏にも国の史跡指定諮問の考え | NHKニュース日本で初めて鉄道が開業した際、東京湾の海上に線路を敷くために築かれた「高輪築堤」の遺構について、萩生田文部科学大臣は、国の史跡に指定するため、ことし夏にも文化庁の文化審議会に諮問する考えを示しました。 「高輪築堤」は、明治5年に日本で初めて鉄道が開業した際、東京湾の海上に線路を敷くために盛り土をして側面に石を積んだ土台で、JR東日本が東京 港区で行っている再開発工事で遺構が見つかりました。 萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、先週、菅総理大臣に同行して現地を視察したことに触れたうえで「150年前をほうふつする、非常にドキドキするような視察だった。貴重な文化遺産であることを改めて感じた」と述べました。 そのうえで「港区から早期の史跡指定を期待されており、港区、東京都およびJRとの調整ができしだい、早ければ夏ごろに文化審議会に諮問して史跡の指定をしたい」と述べ、国の史跡に指定するため
