AppleはSamsungをパクリだというが、iPadのようなデザインのタブレット端末は「2001年宇宙の旅」に既に登場しているではないか──Appleに訴えられた韓国Samsung Electronics側が、反論としてキューブリック監督による映画「2001年宇宙の旅」の1シーンを引用して裁判所に提出したという。米国の特許関連ブログが伝えている。 ブログ「FOSS PATENTS」によると、Samsung側が提出した8月23日付けの資料には「2001年宇宙の旅」の1シーンのキャプチャーが引用されていた。2人の宇宙飛行士が食事をするシーンで、その傍らにはタブレット型のコンピュータのようなものが置かれ、何かを表示している。 同映画は1968年公開のもの。Appleが独自性を主張するiPadのデザインには先行例がある──という、Samsung側の防御の1つのようだ。 そのシーンは以下の冒頭に。