新しい文化庁長官に、数多くのヒット曲を生み出してきた作曲家の都倉俊一氏が起用されることが決まりました。 政府は、宮田亮平文化庁長官が今月末で任期満了となるのに伴い、5日の閣議で、作曲家の都倉俊一氏を新しい長官に起用することを決めました。 都倉氏は、東京都出身の72歳。大学在学中の昭和44年に作曲家としてデビューし、作詞家の阿久悠さんとのコンビで、山本リンダさんの「どうにもとまらない」やピンク・レディーの「ペッパー警部」や「UFO」など数多くのヒット曲を生み出してきました。 また、JASRAC=日本音楽著作権協会の会長などを歴任して、日本文化の保護や発信にも取り組んできました。 平成29年からは、大みそか恒例のNHK紅白歌合戦を締めくくる「蛍の光」の指揮も担当しています。 この人事は、来月1日付けで発令されます。