この特許は2007年に米国でMicrosoftが取得したものだ。文書をスクロールするためのスライダーに「-」と「+」のマークをつけ、文書の縮小・拡大をできるようにするというものだ。 デザイン特許は、機能に関わらず見た目だけに関する特許を対象としており、EFFはデザイン特許そのものが特許の名に値しないと疑問を呈している。Microsoftは最近になって、この特許を侵害しているとしてCorelのHome Officeを訴えており、これが「バカげた特許」に選定された主な理由のようだ。 この訴えが認められると、Corelはソフト全体に関わらない、ただ見た目の一部に関する侵害だけで、Home Office全体の利益を賠償として支払わなければならないとEFFは主張している。 EFFはデジタル社会における発言の自由を守るために1990年から活動している非営利団体。過去の「今月のバカげた特許」も、お笑いと
日本マイクロソフト(MS)が、法人用統合オフィスソフト「JUST Office」を提供するジャストシステムに対し、Microsoft Officeのリボンインタフェース(コマンドを一連のタブに整理して表示するユーザーインタフェース)に類似した同ソフトのUI(ユーザーインタフェース)がマイクロソフトの権利を侵害しているとして、一部ソフトの販売差し止めを求める通知書を2014年7月上旬に送付していたことが分かった。 日本MSは約1年前の2013年6月19日に、リボンインタフェース類似のUIを採用するジャストシステムの製品について、不正競争防止法に抵触する可能性を問う質問書を送付。そして今回、日本MSは2014年7月11日に、代理人の弁護士を通じ、類似UIを採用する製品の販売差し止めを求める通知書を内容証明郵便で送付した。通知書で日本MSは、リボンインタフェースへの対応をうたうジャストシステムの
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