「気をつけ」の姿勢 気をつけ(きをつけ、英:attention)は直立不動となる人体の姿勢のこと、及びその姿勢を命ずる号令の一種である。 概要[編集] 「気をつけ」は各国の軍隊、準軍事組織、警察の基本教練科目に必ず取り入れられている姿勢、号令である。さらに、マーチングバンド、応援団、ボーイスカウト、日本の学校教育などでは、一般市民の教育やしきたりとしても取り入れられている。そのため、近代以降は「気をつけ」は目上の人物への敬意や集団の規律を表す世界共通のボディーランゲージとなっている。 「気をつけ」の姿勢をとるには以下のように身体を動かす[1]。 両足の踵をつける 爪先を少し開く 両膝をつけて伸ばす 腰を伸ばす 胸を張る 顎を引く[2] 口を閉じる 真っ直ぐ前を見る 肘を伸ばす 手は真っ直ぐに伸ばし、中指がズボンの線に沿うようにする。 なお、自衛官の場合は握りこぶしを作る。 軍人は自分より階