ボール遊びが禁止の公園で野球をしているのが許せないと憤慨し、小中学生を刃物で脅したとして、千葉県警習志野署は27日、暴力行為等処罰法と銃刀法違反の疑いで、習志野市新栄の無職、石川元一容疑者(68)を逮捕した。同署によると、石川容疑者は容疑を大筋で認めているという。 同署の調べによると、石川容疑者は同日午後3時ごろ、自宅近くの市立公園で野球をしていた同市立中学1年の男子生徒(13)と同市立小学5年の男子児童(11)に、自宅から持ち出した刃渡り約15センチの文化包丁を振りかざすなどし、「何度言ったら分かるんだ、今度やったらただじゃおかないぞ」と脅した疑いが持たれている。生徒と児童にけがはなかった。 子供からの110番通報で署員が駆けつけ、子供たちの話から石川容疑者を割り出したという。 同署によると、この公園には「ボール遊び禁止」の看板があったが、野球をする子供が多く、石川容疑者は以前にも度々注