株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 先日イケてないサービスの儲けについて言及した際に、ロジャーズのイノベーション普及理論を使わせてもらいました。その翌日、日経のウェブサイトに行ってみると、偶然にも勝間和代女史が同理論で株価の動きを説明していたので、すこし「はっ」としました。もっとも着目している部分はまったく違います。 携帯3社の株価を「普及曲線」で読み解く・勝間和代 勝間女史が株価の伸び=時価総額の増大がどういうメカニズムで起こるかを解明しているのに対し、当方では拡大してしまった後の過分な儲け(レント)を見ています。 顧客の拡大がラガードにまで及んでしまうと成長率は鈍くなるものの(株価は伸びなくなる、