「産み、産まれる」かかわりの中から生じた親と子という絆、そうしたものによって繋がっている血縁集団を基礎とした小規模な共同体が「家族」であり、一般的にヒトは家族という最小単位の共同体の一員として育ち、また育てるという連鎖を繰り返していく。 それがあたりまえであり「普通」の家族なのだが、中には親と死に別れてしまったり、育児放棄されたり、虐待を受けたりした子どもたちは、孤児院(児童養護施設)などで育てられる特殊なケースもある。欧米ではそういった子どもたちが、子どもに恵まれなかった夫婦の養子として迎えられ、新たなる「家族」となる場合も多い。養子縁組したい夫婦は一定基準を満たしていれば、施設にいる子どもを引き取り育てることができる。 これらの画像は、ロシアの孤児院にいた子どもたちのもので、養子として引き取られていく前後の比較画像。子どもたちの表情の変化がよくわかるものとなっている。
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