高知県のほぼ中央に位置する須崎市は、ご当地キャラの「しんじょう君」でも有名な、日本で最後にニホンカワウソが確認された清流、新荘川(しんじょうがわ)が流れる海と山に囲まれた自然豊かな地域として、また、ご当地グルメの「鍋焼きラーメン」発祥の地として全国的にも知られています。 その山間の過疎地域に移住し、有機栽培による葉にんにくを使用した酢と味噌の合わせ調味料である高知県南西部の伝統料理「ぬた」の商品開発で起業し、今や6次産業化のモデル事業として、国内はもとより世界中を駆け巡り、ホンモノの味にこだわりながら、人との出会いを楽しみ、日々奔走されている株式会社アースエイド代表取締役社長 嶋崎裕也さんにお話を伺いました。 -子供の頃の嶋崎さんはどんな性格でしたか。 嶋崎さん 高知県の生まれですが、兵庫県淡路市で育ちました。子供の頃から機械いじりや車が大好きで、高校の時にはカーレースのTVゲーム用コント