近畿日本鉄道では，志摩スペイン村で開催された「ヤバイTシャツ屋さん」のコンサートにともない，2024（令和6）年5月11日（土）・12日（日）に，賢島→五十鈴川・宇治山田間で臨時列車が運転されました． 11日は賢島18時33分発五十鈴川行きには1201系1207編成（RC07）＋5200系5213編成（VX13）．賢島20時09分発宇治山田行き（写真）には2800系2812編成（AX12）＋2610系2626編成（X26）が充当されました． 両列車ともにTシャツを模した行先入りマークが掲出されて，一般車6両が通常は入線しない近鉄志摩線では珍しい光景となりました．

近畿日本鉄道では，2024（令和6）年3月31日（日），「乗務員考案 けいはんな線異経路ツアー」が開催されました． 使用車両は7020系7123編成（HL23）で，生駒→新石切→生駒→東生駒車庫（洗車体験）→東生駒信号場→登美ヶ丘信号場→登美ヶ丘車庫→登美ヶ丘信号場→新石切→学研奈良登美ヶ丘→登美ヶ丘車庫→学研奈良登美ヶ丘→東生駒車庫→生駒→新石切→生駒の経路で運転されました．

写真：JR北海道H5系　　編集部撮影　　函館総合車両基地にて　　2014-11-20（取材協力：JR北海道） JR北海道は，年末年始に引き続き，2024（令和6）年度のゴールデンウィーク期間に，北海道新幹線共用走行区間において，時間帯区分方式による高速走行を実施すると発表した． 現行の青函トンネル内の上下線（約54km）での速度は時速160kmで，2020（令和2）年以降は年末年始やゴールデンウィーク期間などにおいて，運転日や列車を限定して時速210kmでの運転を実施してきたが，今回は速度を時速260kmに引き上げる．これにより，東京—新函館北斗間の所要時間は，最速3時間52分となる． ▲ダイヤイメージ 高速走行の実施日時は，2024（令和6）年4月29日（月祝）と5月4日（土祝）から7日（火）までの始発から15時30分ごろまでで，各日の定期列車上下各7本と下り臨時2本（5月4日・5日運転

JR東日本では，郡山総合車両センター所属で只見線で運用されるキハ110-135が，朱色5号（首都圏色）に変更され，2023（令和5）年9月21日（木）から運転されています． これは，只見線全線運転再開1周年を記念して実施されたもので，郡山総合車両センターで塗装変更が行なわれ，9月19日（火）に出場していました．

近畿日本鉄道では，高安検修センターでリニューアル工事を受けていた1620系VG23（ク1723＋モ1673＋サ1773＋モ1623）が，高安—名張—五位堂の経路で試運転を実施しました． 先頭車では，ヘッドライトを標識灯のあった下部へ，標識灯をヘッドライトのあった上部へそれぞれ移設したほか，転落防止幌が設置されました．このほか，種別・行先表示器のLED化，内装の変更が行なわれています．

写真：名古屋鉄道9500系　　編集部撮影　　犬山検査場新川検車支区にて　　2019-10-1（取材協力：名古屋鉄道） 名古屋鉄道は，国土交通大臣に対し，2024（令和6）年3月を実施予定として，鉄軌道旅客運賃の変更認可を申請したと発表した． 改定率は平均10.0％で，普通運賃については，利用の多い7kmまでの区間の改定率を抑える．改定後おもな区間の普通運賃（大人）は，1km〜3kmが180円（現行170円），最大の131km〜143kmでは2050円（現行1850円）などとなる．定期運賃の改定率については，通勤定期を11.6％とし，通学定期券は家計負担に配慮し運賃を据え置く．上記により平均で8.9％の増収率を見込んでいる． なお，知多新線・豊田線・羽島線・空港線における加算運賃については変更しない．名古屋本線の一部区間に設定している暫定運賃は，対象区間や設定額を区間ごとに見直し，認可後に特

写真：阪神電気鉄道1000系　　百々貴俊撮影　　香櫨園にて　　2016-5-20 阪神電気鉄道は，2022（令和4）年12月17日（土）にダイヤ改正を実施すると発表した． 今回の改正では，平日夕方のラッシュ時間帯において，近鉄線と直通運転している快速急行を8両編成で運転する．これにより，現在6両編成で運転している尼崎—神戸三宮間の混雑緩和を図る． ▲平日夕ラッシュ時間帯の下り快速急行と急行の運転イメージ（改正後） 上記にともない，尼崎での連結解放作業が解消されることで，神戸三宮から大阪難波への平均所要時分は4分（46分→42分），大阪難波から神戸三宮への平均所要時分は3分（45分→42分）短縮する． 快速急行は停車駅・停車パターンを変更し，平日日中時間帯以降と土休日全時間帯において，武庫川・今津を停車駅とし，芦屋は平日朝ラッシュ時間帯のみの停車とする． 平日朝ラッシュ時間帯の大阪梅田発の急

JR東日本は，「鉄道開業150年」事業の一環として，「懐かしの200系カラー新幹線」を運転すると発表した． これは，『鉄道150年を彩る「特別な体験」』として，東北・上越新幹線開業当時の200系のカラーリングをE2系1編成に再現するもので，停車駅ごとに使用されていた車内の「ふるさとチャイム」も復活させ，東北・上越新幹線で運転する． 「懐かしの200系カラー新幹線」は定期列車でも運転し，使用列車についてはJR東日本WEBサイトで発表される．また，同列車を使用した団体商品の販売やイベントも実施される予定． 画像：車両イメージ（JR東日本ニュースリリースから）

▲2番線ホームの可動式ホーム柵 阪神電気鉄道は，神戸三宮駅2番線ホーム（大阪梅田・大阪難波・近鉄奈良方面）の可動式ホーム柵について，2022（令和4）年3月16日（水）の始発から供用を開始すると発表した． 設置される可動式ホーム柵は，昇降ロープ式で，駅ホームからの転落事故などの防止策として，国と兵庫県・神戸市の補助を得て工事が進められていた． ▲設置計画図 神戸三宮駅の可動式ホーム柵については，2021（令和3）年2月から1・3番線ホームでの供用を開始しており，今回の2番線ホームでの供用開始をもって，すべてホームに設置が完了する． 写真・画像はいずれも阪神電気鉄道提供

JR東海では，2022（令和4）年3月12日（土）のダイヤ改正に先立ち，3月5日（土）から，新形車両315系の営業運転が中央本線名古屋—中津川間で開始されました． 運転開始の初日はC2編成とC6編成が運用され，各駅では多くのファンが新形車両を一目見ようと訪れていました．

土佐くろしお鉄道では，2022（令和4）年2月5日（土），JR西日本吹田総合車両所京都支所所属のキヤ141系第1編成（キヤ141-1＋キクヤ141-1）による検測が，中村・宿毛線で行なわれました．当日は寒波により宿毛線内は雪が降る中での走行となりました．

伊賀鉄道とイオンタウンは，2020（令和2）年1月28日（火）から，茅町（かやまち）駅に副駅名称＜ライフラインの上野ガス＞を導入すると発表した． これは，茅町駅東側に立地する上野ガスが「地域貢献の一環として公共交通を支援したい」との思いから，同駅のネーミングライツについて立候補し，両社で協議を進めた結果，今回の合意に至った．副駅名として商業施設の名称を採用し，広告収入として商業施設から契約料を得る取組みは，四十九駅に続き2例目となる． 副名称は茅町駅の玄関駅名標・ホーム駅名標のほか，伊賀線各駅の運賃表，路線案内図，ワンマン列車利用方法案内図に表記する．なお，使用開始日となる1月28日（火）には，茅町駅前で駅名標の除幕式が開催される． 写真提供：伊賀鉄道

ビコムでは，「近鉄けいはんな線＆Osaka Metro中央線 4K撮影作品 学研奈良登美ヶ丘〜コスモスクエア（ゆめはんな）往復」を2019（令和元）年12月21日（土）に発売します． 本作は，近鉄けいはんな線（長田—学研奈良登美ヶ丘間）と，大阪市高速電気軌道 中央線（長田—コスモスクエア間）を，それぞれの鉄道会社の車両で往復する4K撮影作品で，第三軌条路線ならではの架線柱やビームがない，すっきりとした風景が満喫できます． 学研奈良登美ヶ丘からコスモスクエアへ向かう列車は，近鉄7020系で撮影．高規格路線を走り，近鉄奈良線・生駒線や生駒ケーブルへの接続駅・生駒に停車します．長いトンネルで生駒山を抜けて大阪平野に出たあとは，阪神高速の下を走り長田駅に到着．大阪市高速電気軌道 中央線に入り，乗務員も交替します．大阪中心部から臨海部に出て，大阪港からはトンネルで人工島の咲洲へ向かい，ニュートラムと

2019（令和元）年12月9日（月）から10日（火）にかけて，名鉄2200系の特別車4両が豊川→笠寺→東名古屋港（大江）の経路で甲種輸送されました． 今回登場した特別車は, 2233＋2383，2234＋2284の4両で，現在異形式で組成されている1700・2300系の特別車を更新し，同一形式組成に変更するための新製車のようです．

JR東海では，東海道新幹線新大阪駅26番線に大開口可動柵の設置工事が完了し，2019（令和元）年12月5日（木）の始発列車から使用を開始する発表した． 新大阪駅ではすでに27番線に可動柵が設置されているが，20番線から26番線については，16両編成の列車のほかに8両編成の列車が発着するため，異なる乗降扉位置に対応した，開口部の広い可動柵の設置が必要であった．これらの課題を解決するために，2016（平成28）年度から2017（平成29）年度の約2ヵ年で開口部の広い可動柵の技術開発を行ない，2018（平成30）年度から設置工事を進めてきた． 新たに設置される可動柵は，扉長さ約5m（現行3.4m）の片持構造で，扉部をアルミ材から炭素繊維強化プラスチック（CFRP）に変更．また材質の見直しにより，扉部の強度を確保しつつ最大限の軽量化を図り，扉長さの長大化を実現した． 今後は，2022（令和4）年度

近畿日本鉄道では，2019（令和元）年10月25日（金）未明，新形名阪特急「ひのとり」の陸送が車両から高安車庫の間で行なわれました．あいにくの天気でしたが，沿道では多くの鉄道ファンが見守りました． この日は先頭車，中間車各1両ずつが搬入されました．2両の車番は，先頭車が80101，中間車が80201となっており，大阪方の2両になるようです．残る4両も順次搬入されるものと思われます． 公式サイトでは，この新形名阪特急は80000系となり，2020（令和2）年3月14日（土）から営業運転を開始する予定と発表されています．

近畿日本鉄道では，2019（令和元）年10月19日（土）・20日（日）の2日間，『きんてつ鉄道まつり2019 in 五位堂・高安』が開催されました． 19日（土）の五位堂検修車庫では，近鉄車両撮影会として「はかるくん」，1440系（三重交通志摩線時代色），8400系（820系車両色），8400系（600系車両色），阪神1000系（阪神なんば線開業10周年記念ラッピング）の5編成が並べられました． このほかにも22000系「ACE」を用いたトラバーサの実演や40tクレーン実演，3000系鉄道コレクションの販売など多くの催しがあり，家族連れや鉄道ファンらでにぎわいました． また，五位堂と高安の会場間のアクセス向上を図るため，高安駅に急行を臨時停車させたほか，19日（土）は「あおぞらII」を，20日（日）は「かぎろひ」を用いた団体ツアーも実施されました．

養老鉄道では，600系604編成（D04）が，近鉄塩浜検修車庫の定期検査を終えて出場し，2019（令和元）年9月5日（木）に電動貨車モト94とモト96に挟まれて東方操車場へ搬送され，台車を交換後に9月6日（金）に東方操車場→駒野→多度の経路で出場試運転を行ない，その日の内に所属する大垣車庫へ回送されました． 今回の入場で，それまでのセンロク塗装から養老鉄道と京浜急行電鉄コラボ企画の一環で京急のカラーリングに変更されました．

名古屋鉄道では，3100系3107編成（ク3107＋モ3207）が，2019（令和元）年6月5日（水）に舞木検査場から出場し，同日試運転が実施されました． これまでのスカーレット1色だった車体塗色が，2200系に似た新しいものに変更されています．車内はとくに変わりはありませんが，シートモケットが2200系と同じものに変更されています． 試運転の後，同日中に豊明へ回送され，翌6日（木）から営業運転に入っています．

近畿車輌で落成した東京メトロ日比谷線用の13000系第33編成が，2019（令和元）年5月25日（土）から26日（日）にかけて徳庵から熊谷貨物ターミナルまで甲種輸送されました．徳庵→吹田（信）間は岡山機関区所属のDE10 1561，吹田（貨タ）→横浜羽沢間は新鶴見機関区所属のEF65 2095，横浜羽沢→熊谷（貨タ）間は同所所属のEF65 2084がそれぞれけん引しました． そして27日（月）には秩父鉄道線内にて羽生方にデキ502，武川方にデキ505を連結し，熊谷（貨タ）→武川→羽生の経路で輸送されました．なおデキ505は塗装がそれまでの青色から緑色に変更されてから初めて甲種輸送に充当されたこともあり，注目を集めました．