尾形光琳の作品「白楽天図屏風」と、チーム・ラボのデジタルアート「百年海図巻 100 Years Sea」を時間を超えて同時に楽しむ方法。 「百年海図巻 100 Years Sea」日本の先人達が描いた波は、よく線の集合で表現されます。そして、その線の集合には、波や海が一つの生き物かのように、どこか生命を感じます。それは、彼らには、自然に対して畏敬の念のようなものがあり、波や海が一つの生命に見えたからではないか。そして、彼らには実際、古典的な日本画のように世界が見えていたのではないか、と考えました。猪子寿之 尾形光琳(1658-1716)の「白楽天図屏風」は、古典的な画法で描いているのに、最新のグラフィックアート展に出しても通じる構図。大小のデザイン化された青海波の中で荒れ狂う海と、静かさを示している左上の山。今にも転覆しそうな急角度の右の船と、安定した左の小さな船。バランスが絶妙な
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