2024.09.20 【猛暑日】静岡市駿河区では午前10時44分に37.7℃を観測し29年ぶりに9月の最高気温の記録を更新(静岡市)
暴風雨により遠州灘が高波高潮に見舞われ、天白原台地の高師山連峰の斜面が大雨によって山津波を引き起こし、浜名川の河口が埋まる。出口を失った水流は激流となって今切口より外海へ流れ出る。
ヤマハ発動機は7月10日、水素に対応する溶解炉と熱処理炉を備えた実証施設を、静岡県森町にある同社森町工場に新設すると発表した。2025年から、水素によるアルミ合金溶解技術の開発・検証など、施設・設備などに関わる総合的な実証実験を開始する。 同社は現在、二輪車や船外機などの鋳造部品の製造に、アルミ合金を溶解するための加熱源に都市ガスなどの化石燃料を使用している。その代替エネルギーとして、大きな熱量を要する溶解工程の電化はエネルギー効率の点で不向きという判断から、水素に着目した。 水素を用いた場合の品質への影響を検証するほか、水素バーナーによる温度制御などの開発を進める。このほか、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を製造する装置と、外部加熱を使わずに合成メタンを製造するメタネーション装置の導入を検討する。メタネーション装置は、静岡大学との共同研究になる。実証施設がフル稼働した際の水素使用量は
水素エネルギー実証施設を森町工場に新設~製造工程のカーボンニュートラルを目指して、2025年より総合的な実証実験を開始~ ヤマハ発動機株式会社は、水素ガスに対応する溶解炉と熱処理炉を備えた実証施設を森町工場(静岡県周智郡森町)に新設します。 2025年より、水素ガスによるアルミ合金溶解技術の開発・検証をはじめ、施設・設備等に関わる総合的な実証実験を開始します。2026年末には水素ガスによるアルミ合金の溶解および鋳造部品の熱処理に関する技術開発を完了し、2027年以降、当社グループの国内外鋳造工場に順次導入していく計画です。 この実証実験は、製品ライフサイクル全体のCO₂排出量のうち、スコープ1*¹の最少化を目指した取り組みの一つです。二輪車や船外機等の鋳造部品の製造では、現在、アルミ合金を溶解するための熱エネルギーに都市ガスなどの化石燃料を使用しています。その代替エネルギーを探求する中で、
ヤマハ発動機は2024年7月10日、水素ガスに対応した溶解炉と熱処理炉を備えた実証設備を森町工場(静岡県森町)に新設すると発表した。 水素ガスによるアルミ合金溶解技術の開発や検証など、施設と設備に関わる総合的な実証実験を2025年から始める。2026年末には水素ガスによるアルミ合金の溶解や鋳造部品の熱処理に関する技術開発を完了させ、2027年以降にヤマハ発動機グループの国内外の鋳造拠点で順次導入していく。 二輪車や船外機などの鋳造部品の製造では、アルミ合金を溶解する熱エネルギーとして都市ガスなどの化石燃料を使用している。CO2排出を削減するに当たって、大きな熱量を必要とする溶解工程はエネルギー効率の面で電化が不向きだと判断し、水素に着目した。 実証実験では水素ガスを用いた場合の品質への影響を検証する他、水素バーナーによる温度制御などの開発を進める。また、グリーン水素を製造する装置や、外部か
ヤマハ発動機は水素ガスでアルミニウム(Al)合金の溶解と鋳造部品の熱処理を行う実証施設を同社森町工場(静岡県森町)に新設する(図1)。溶解炉と熱処理炉を備え、2025年9月から実証実験を開始。2026年末には技術開発を完了し、2027年以降に同社グループの国内外の鋳造工場に順次導入していく。2024年7月10日に発表した。
ヤマハ発動機は2024年7月10日、オンラインで記者会見を開き、水素ガスに対応する溶解炉と熱処理炉を備えた実証施設を、オートバイクや船外機の小型部品を製造する森町工場(静岡県周智郡森町)に新設すると発表した。 ヤマハ発動機が採用している重力鋳造工程とは? ヤマハ発動機は2021年7月に「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」を策定し、目標として2050年までにカーボンニュートラルの達成を掲げている。その後、2022年6月には「Scope1(燃料の使用や工業プロセスでの直接排出の温室効果ガス排出量)」と「Scope2(他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う温室効果ガスの間接排出量)」のカーボンニュートラル達成時期を15年前倒しし2035年とした。
作家の小倉健一氏が工事がなかなか始まらないリニア中央新幹線静岡工区の問題点を説明するーー。 「1滴たりとも水を漏らすな」 静岡県の川勝平太知事によるリニア建設着工妨害が続いている。 リニアの開業時期を巡っては、2027年に開業するはずだった品川-名古屋(285.6km)間は、川勝知事による様々な妨害工作に合い、延期となる見通しだ。それにともない大阪までの全線開業(2037年予定)も大きく後ろにズレ込んでしまうのではないかと心配されている。 南アルプストンネル静岡工区は静岡県の北端にある8.9kmの区間だ。川勝知事は大井川流域への影響が懸念されるため「1滴たりとも水を漏らすな」という立場を鮮明にし、そのほか、リニア工事による生態系への影響が不明だから調査せよ、工事でできた土を置く場所が不適切などと、常人には理解し難い屁理屈をもって、リニアの静岡工区の建設開始を認めようとしていない。川勝知事は
駿河湾の海水から水素を 沼津の企業、東海大、清水銀が生成プロジェクト始動 脱炭素へ国産化促進目指す 冷却装置製造のエイディーディー(ADD、沼津市)、東海大工学部、清水銀行は本年度、駿河湾の海水を電気分解して水素を生成するプロジェクトをスタートさせる。水素の国産化促進と温室効果ガス削減の両立を目指す。化石燃料を使わない究極の次世代エネルギーとして、水素商用化の開発競争が世界的に進む中、同湾を舞台に水素循環システム構築に取り組む。 海水電気分解による水素生成のイメージ図 ADDの下田一喜社長は、三者連携で今後3年間の技術研究を進め、2030年代に長時間稼働できるプラント試験機の実用化を目指すとしている。 真水の電気分解で水素を商業生産する企業は一定数あるが、海水からの水素生成は技術的に難しく、国内外で実用化に向けた技術研究が続く。 清水銀の仲介でADD独自のダイヤモンド電極製造技術を知った東
静岡県・川勝知事の「辞任を求める署名」開始…リニアに続き、メガソーラーめぐって批判殺到 社会・政治FLASH編集部 記事投稿日:2023.01.15 18:33 最終更新日:2023.01.15 19:30 1月13日、静岡県の川勝平太知事に対して、辞任を求める署名活動が始まった。 署名サイト「Change.org」で、「静岡県議会の請願を受け入れない川勝平太知事の辞任を求める」として始まり、1月15日18時現在、3200人ぶんが集まっている。 県東部にある函南町に、10万枚のソーラーパネルを敷き詰めるという大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画をめぐり、町議全員が賛同した「林地開発許可の取り消しを求める」請願は、2022年12月、県議会でも全会一致で採択された。 【関連記事:静岡・川勝知事、リニア工事に「県の水が流れる」身勝手な主張に非難殺到 過去には「コシヒカリ」暴言も】 しかし、
2023年を迎えたが、2022年に引き続き、「リニア静岡問題」解決はお先真っ暗の状態である。2018年夏から、静岡県とJR東海はリニア問題を解決するための議論を続けているが、何ら進展は見られない。 河川法の許可権限を盾に、川勝知事がさまざまな言い掛かりをつけ、リニア議論を妨害するからである。このままではリニア開業を大幅に遅らせた最大の責任者として、川勝知事の“悪名”が歴史にしっかりと刻まれることになるだろう。 前編記事『リニア工事延期を通して露呈した川勝知事と静岡県庁の「機能不全」…記者たちの追及やまず』で、2022年12月の記者会見で川勝知事が記者たちに厳しい追及をされた経緯について詳報した。後編では知事の嘘を追求する県議たちと知事のやりとりについて報じる。 JR東海に「責任転嫁」 2022年12月県議会で、桜井勝郎県議(無所属、島田市・大井川町選出)、野崎正蔵県議(自民党、磐田市選出)
知事と副知事の「食い違い」 2023年を迎えたが、2022年に引き続き、「リニア静岡問題」解決はお先真っ暗の状態である。2018年夏から、静岡県とJR東海はリニア問題を解決するための議論を続けているが、何ら進展は見られない。 河川法の許可権限を盾に、川勝知事がさまざまな言い掛かりをつけ、リニア議論を妨害するからである。このままではリニア開業を大幅に遅らせた最大の責任者として、川勝知事の“悪名”が歴史にしっかりと刻まれることになるだろう。 2022年の最後となる12月27日の定例会見で、川勝知事は「『リニアは存亡の危機にある』という認識を持っている」などと報道各社に向かって、従来通りの挑発的な発言を行った。いくつかの地元テレビ局は川勝知事の挑発発言を鵜呑みにして、そのまま報道していた。 ところが、実際の会見では、川勝知事と森貴志副知事の主張の食い違いが問題となり、緊迫したやり取りが続いていた
リニア新幹線を巡る「攻防」 リニア新幹線建設を巡り、JR東海と川勝平太静岡県知事の対立が泥試合の様相を呈している。泥試合を仕掛けているのは、川勝知事だ。静岡県内における建設着工を防ぐために、ありとあらゆる難癖をつけて妨害を続けている。 2020年6月10日、JR東海の金子慎社長は(当初計画していた)2027年の開業について「ギリギリで難しい工程」と述べていた。あれから2年と半年が過ぎたが、静岡県との協議は一歩も前へ進んでいない。下手すると、2030年まで開業を後ろ倒ししなくてはいけない可能性がある。 一民間企業であるJR東海の事業を、権力者が徹底的に妨害する様は、徳川家康が豊臣秀頼・淀君にもつけた難癖に近い。もはやイジメだろう。経営体力のあるJR東海だから大人の対応をしているが、これが他のJRだったら万事休すとなっていてもおかしくない。徳川家康には、「自分の目の黒いうちに豊臣家を滅ぼしてお
12年にわたって築き上げられてきた“王国”が、1か月足らずで自壊した。 絶大な県民人気を誇り、自民党からの批判をものともしてこなかった静岡県知事・川勝平太。 リニア中央新幹線の工事に待ったをかけ、政権与党から警戒されてきた。 何に失敗したのか、解説する。 (井ノ口尚生、三浦佑一) 川勝の手法「敵を作り 戦う姿勢アピール」 川勝平太、73歳。 もともとは経済史が専門の学者で、静岡と深い縁はなかった。静岡県浜松市にある「静岡文化芸術大学」の学長を務めていた2009年に、政権交代に向けた波に乗っていた当時の民主党によって知事選に擁立され、自民党が推薦する候補を破って当選した。 県議会では一貫して自民党が過半数を占める中で、政治は門外漢だった川勝の手法は「敵を作り、戦う姿勢をアピールする」ことだった。 日本航空(静岡便の搭乗率保証金への批判)、県教育委員会(学力テスト低位に憤り)、静岡市長(静岡市
水素先端技術 掛川に新施設 川崎のトキコシステム 計測・制御機器製造のトキコシステムソリューションズ(川崎市)が、静岡事業所(掛川市淡陽)に新施設「水素先端技術センター」を開設した。2日に同センターを公開し、輪島勝紀社長が「燃料電池車(FCV)分野への事業拡大が課題。既存事業の堅守と合わせて、水素事業を柱に成長を図っていく」と展望を話した。 トキコシステムソリューションズが開設した水素先端技術センター=2日午後、掛川市淡陽 同センターは敷地面積650平方メートルで、大量の高圧水素の充塡(じゅうてん)試験が可能。大型トラックや商用車のFCV化を見据えて、車両2台に水素を同時供給できる装置の技術開発を加速させる。顧客との打ち合わせで使うプレゼンテーションルームを併設した。総事業費は約4億円。 同社は岩谷産業のグループ企業で、機器関連のほか、給油所や水素ステーションなど燃料供給施設の整備・保守を
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