ロシア最大の民間石油会社、ルクオイルが8日発表した2009年7〜9月(第3四半期)決算は、最終利益が前年同期比41%減少した。国際的な原油値下がりが響いた。最終利益は20億6000万ドル(約1835億円、1株当たり2.43ドル)と前年同期の34億7000万ドル(1株当たり4.09ドル)から減少した。ブルームバーグが集計したアナリスト8人の予想中央値(21億8000万ドル)も下回った。(ブルームバーグ)
ロシア最大の民間石油会社、ルクオイルが8日発表した2009年7〜9月(第3四半期)決算は、最終利益が前年同期比41%減少した。国際的な原油値下がりが響いた。最終利益は20億6000万ドル(約1835億円、1株当たり2.43ドル)と前年同期の34億7000万ドル(1株当たり4.09ドル)から減少した。ブルームバーグが集計したアナリスト8人の予想中央値(21億8000万ドル)も下回った。(ブルームバーグ)
香港に上場している中国のガス会社、中国燃気控股(チャイナ・ガス・ホールディングス)は、3年後に中国の家庭や企業への流通網を300都市に拡大することで、同社の液化石油ガス(LPG)販売量が6倍に拡大するとみている。 同社の最高財務責任者(CFO)、エリック・レオン氏は3日のインタビューで、販売先を現在の113都市から広げることで、2012年3月までに販売量が300万トンに増加する公算だと述べた。前年度(09年3月末期)の販売実績は約50万トンだった。 中国燃気は、同国石油最大手ペトロチャイナ(中国石油)の一部門との間で供給契約に合意、署名した。レオンCFOは、パイプラインで結ばれていない地域を供給先としての主なターゲットにする考えを示した。 コアパシフィック山一インターナショナル(京華山一国際)のアナリスト、リー・ユクケイ氏は電話インタビューで、「LPG事業の拡大は、パイプラインが届か
世界の原子力発電所は数年後にウラン燃料不足に悩むことになりそうだ。ウラン濃縮施設の建設が進んでいないことに加え、旧ソ連時代の核弾頭のリサイクルも十分ではないためだ。 2017年以降の世界の需要予測は原発向け燃料供給を上回っている。世界原子力協会によると世界で52基の原発が建設中だが、原発は従来の火力発電所などに比べ、地球温暖化ガスの排出量がはるかに少なく再び脚光を浴びている。 同協会は供給の先行きが不透明であることを挙げ、「濃縮ウラン市場は今後10年で需給が逼迫(ひっぱく)する可能性がある」と分析している。(ブルームバーグ)
原油価格は10月21日に年初来高値82ドルを付けて以降、低迷している。一方、ユーロは対ドルで1.50ドルを超えた。1年後に出荷される原油のプレミアムは、10月初めに比べ2倍以上になっている。 コンサルタント会社ペトロマトリックスのマネジング・ディレクター、オリビエ・ジェイコブ氏は「これまでの連動性からすると、ユーロが1.50ドルを付ければ原油価格は今ごろ80ドルを上回っているはずだ。原油価格は、ドルから完全に離脱した。連動性は完璧(かんぺき)に崩壊した」と述べた。(ブルームバーグ)
今月4日まで開催された第41回東京モーターショー。電気自動車やハイブリッド車(HV)などの世界初出展が注目を集める中、ヤマハ発動機のブースでは、アンプなど音響機材用「燃料電池発電機」のコンセプトモデルがちょっとした存在感をみせていた。最大出力は1キロワットで重量は約20キロ。同社が二輪車用に開発を進めている燃料電池から派生した製品だ。担当者は「群を抜く静粛性だけでなく、エンジン型発電機と同等の出力性能がある」と胸を張る。 ヤマハ発が注目したのは、「ダイレクトメタノール燃料電池」(DMFC)と呼ばれる方式だ。車両搭載用の燃料電池は、水素と酸素を化学反応させて発電する方式と、メタノール水溶液から水素を取り出して酸素と化学反応させるDMFC方式の研究が進んでいる。前者は、出力があるが発火のリスクを減らすため、圧縮水素を保管する頑丈なタンクが必要となる。これに対し後者は、最大出力が数ワットから数
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く