世界で初めて水素と軽油の混焼エンジンを搭載した小型双胴船「Hydro BINGO ハイドロびんご」が、22日から毎週土・日・祝日に横浜港で旅客目的のクルーズ運航を行う。 その試乗会が21日、同港内で行われた。横浜港観光船「マリーンルージュ」、海上交通船「シーバス」を運航する「ポートサービス」が、広島県福山市に本社のある「ジャパンハイドロ」と業務提携して実現させた。 クリーンで安全な環境対策として水素の有効活用は世界で注目されている。SDGs時代を見据えた、次世代の商業運航での可能性を求める。 期間は年内の予定。1日3回、ハンマーヘッド発着で大さん橋、ベイブリッジ、みなとみらい21などを約45分で周遊する。ポートサービスでは、人気の「Kawasaki 超 工場夜景クルーズ」でも運航を予定しているという。