「ケレン味」とは、あまり聞きなじみのない言葉かもしれません。一般的に「ハッタリ」や「ごまかし」という意味に捉えられていますが、実は日本人の伝統に由来があることを知っていましたか? 文脈によってはプラスにもマイナスにもなる「ケレン味」の意味や使い方を紹介します。 「ケレン味」の意味とは? (c)Shutterstock.com 歌舞伎が語源! 3代目市川猿之助(2代目 市川猿翁)が「ケレン味ある役者」の代表例 「ケレン味」とは、ハッタリやごまかしを効かせた演出のことを指します。漢字で書くと「外連」。本来は「正当ではない、邪道である」といった意味合いの強い言葉でした。これが、演劇用語として広まるにつれて、「芸の本道から外れた、見た目本位の奇抜さをねらった演出」という意味合いへと転じていったのです。 「外連」の元ネタである歌舞伎を例に解説しましょう。歌舞伎で使われる外連といえば、大掛かりな舞台装
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