来年(2016年)のサミットが伊勢志摩で行われることが決まりました。 伊勢志摩といえば、近鉄(旧・大阪電気軌道)のテリトリー。 近鉄の伊勢志摩開発に尽力した主な人々を紹介します: ● 井内 彦四郎: 三菱の豊川 良平 (岩崎弥太郎の従兄弟)の薫陶を胸に、大阪電気軌道に入社し、宇治山田線を計画し、実現させた、参宮急行電鉄(大阪電気軌道子会社) 支配人 井内 彦四郎。 ● 村上 義一: 若槻内閣総辞職後、新大臣就任前に、辞表提出済みの鉄道大臣の私邸に出向き、大和鉄道(大阪電気軌道傘下) 宇治山田線免許の決済印を得た 鉄道省文書課長 村上 義一(後の南満州鉄道理事、運輸大臣、貴族院・参議院議員、近鉄社長)。 ● 三菱電機 神戸工場: 最高時速110キロ、且つ連続33.3‰下り勾配の青山峠を高速走破するための電気ブレーキ搭載の車両を国産し、且つコストも絞った(参宮急行電鉄2200系電車)、工場閉鎖