米国で大ヒット中の新端末「iPad」の日本上陸が間近に迫った。仕事から読書、ゲームまでライフスタイルを大きく変える力を秘める。国内市場に閉じこもってきた日本の携帯電話業界をグローバル化の波が襲う。 「長い目で見れば、これまでのように鎖国し続けるわけにはいかない」。NTTドコモの伊倉雅治スマートフォン事業推進室長は、日本の携帯電話市場が「開国」の時を迎えたと語る。 開国を迫っているのは、5月末に発売される米アップルの「iPad」をはじめとする、グローバル仕様の携帯端末である。グローバル端末は日本ではこれまであまり馴染みがなかった。 日本人の好みの機能を追求した結果、国内だけでしか売っていない独特の携帯電話が、この国には広く出回る。外界から隔絶した「ガラパゴス諸島」になぞらえられるほどだ。 ところが、そうした携帯電話に慣れ親しんできた日本人の間で、iPadなど、世界市場での販売を見込んで開発さ
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