引退会見からわずか4カ月。新年あいさつを兼ねた吉本興業の創業100周年記念プロジェクト発表会見の最後に飛び出した大崎洋社長の発言に、それまで華やかだった会見場の空気は一変した。 「時期尚早ではないか」という疑問はもちろん、暴力団関係者との交際を理由に、人気絶頂の中、芸能界を引退せざるを得なかったタレントの「復帰」を、本人の意思も確かめないまま、なぜ公の席で発言したのか。批判は承知の上だったとはいえ、その真意を確かめるため、この発言直後、大崎社長に取材した。 「(報道陣から紳助さんについて)質問が出ると思ったので、(先に)お答えした。吉本は良くも悪くも、門を叩いてから死ぬまで“吉本の子”という認識、“つながっている”ということをまずお伝えしたかった」とし、「不安がっているタレント仲間や社員にも(復帰させたい)気持ちは同じだと伝えたかった」と大崎社長は答えた。 会見後、高視聴率を上げていたレギ
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