イタリア、ミラノ(Milano)のスカラ座(La Scala)でオーケストラの演奏を聴くローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、左)とバチカン市国の国務長官(首相に相当)を務めるタルチジオ・ベルトーネ(Tarcisio Bertone)枢機卿(2012年6月1日撮影)。(c)AFP/DANIEL DAL ZENNARO 【6月4日 AFP】ローマ法王庁(バチカン)の秘密文書がマスコミに大量流出した問題で専門家らは、法王庁でナンバー2の地位にある枢機卿の追放やローマ法王自身の交代を狙った策略だろうとみている。 1月に明るみに出た今回の文書流出事件は、「バチカン」と「リークス(漏えい)」を合わせた「バチリークス(Vatileaks)」という造語で呼ばれている。さまざまな陰謀が渦巻くバチカン市国の国務長官(首相に相当)を務めるタルチジオ・ベルトーネ(Tarcisio Berton
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