NHK連続テレビ小説「マッサン」(月~土曜、午前8時)の最後のスタジオ収録が19日、同大阪放送局で行われ、櫻井賢チーフ・プロデューサーが、初の外国人ヒロインのシャーロット・ケイト・フォックス(29)と、日本のベテラン女優泉ピン子(67)の秘話を明かした。 シャーロットは母国の米国で舞台を中心に女優活動をしていたものの、テレビ経験はあまりなかった。ところが昨年3月、日本の代表的ドラマの朝ドラヒロインに決まり、発表された。当初は日本語も話せず、不安な本音を隠すこともなく、セリフ以前に、日本語の発音を覚えるところから、ヒロインのレッスンは始まった。 それでも、昨年5月、収録スタート時には、櫻井氏によると「2週間分のセリフを丸暗記してきた」努力家で、常に「自分がセリフを覚えていないと、みんなに迷惑をかける」と、自らを追い込んでいたという。 そんなシャーロットに、共演仲間や仕事関係者に高いプロ意識を