民放各局が10月改編の発表を終えた。健康番組などこれまでの中高年シフトとは一線を画し、各局の新番組は“コア層”と呼ばれるファミリー層、若者層を意識したラインアップとなった。高齢者相手に視聴率をとっても「スポンサーのニーズはそこにはない」というここ数年の事情が、タイムテーブルに表れてきた形だ。「世帯視聴率をとるために高齢者向けの番組を作るつもりはない」(フジテレビ)と、脱中高年シフトを宣言する局も出てきた。 ********** 私たちが普段目にしている視聴率は、世帯視聴率のこと。誰が、ではなく、各世帯がどの番組を見ているかをビデオリサーチ社が計測したもので、テレビ局が「最高視聴率○%を記録!」「今期連ドラ1位!」などと発表している数字はすべてこの世帯視聴率だ。 今や夜帯にテレビを見ている人の約7割が50歳以上といわれる時代。世帯視聴率を上げるには60代、70代あたりにウケる番組を作るのがセ
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