Image credit: Robert Harrison イギリスのIT企業に勤めているロバート・ハリソン氏(Robert Harrison)は気象観測気球と市販されているキヤノン製のデジタルカメラを使って、上空約35kmから地球を撮影し、その画像をインターネットで公開している。安い費用と高品質な画像が話題を呼び、米航空宇宙局(NASA)も高い関心を示し、彼に接触しているという。 このプロジェクトはイカロス(Icarus)と名づけられ、高層気象観測用の気球に、デジカメやGPSなどが入った手作りの観測キットを載せ、自宅の庭から上げる。上空で写真を撮影した後、パラシュートを使ってデジカメを降下させ、GPSを使って回収する。ハリソン氏の趣味で2008年10月に始まっているが、これまで既に12個の気球を上げている。 ハリソン氏がこれまでに使った費用はわずか4000ポンド(約55万円)で、1回あた