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ブックマーク / wiredvision.jp (52)

  • バーチャルハンド:筋肉の動きで手書き文字を再現 | WIRED VISION

    前の記事 『Skype』通話を盗聴可能:ソースコードを作者が公開 『Windows 7』を選ぶ7つの理由 次の記事 バーチャルハンド:筋肉の動きで手書き文字を再現 2009年9月 1日 Hadley Leggett 近い将来、iPhoneのキーボードや筆記具がなくても、テキストメッセージを空中やさまざまな表面に書くことができるようになるかもしれない。 電気工学研究者であるMichael Linderman氏[スタンフォード大学のリサーチ・アソシエイト]らが、前腕や手の筋肉からの電気的刺激が解釈されて文字として書かれるプロセスを解明した。研究者チームは、パターン認識アルゴリズムと筋電図を使い、各自の手の動きから独特の手書き文字のパターンを認識し再生することに成功した。 このチームの最終目標は、電極センサーを搭載した指なし型手袋を作り、手の動きを解釈してデジタルあるいは手書きテキストを自動で再

    tkoie
    tkoie 2009/09/02
    前腕や手の筋肉からの電気的刺激が解釈されて文字として書かれるプロセスを解明した。参考論文: “Recognition of Handwriting from Electromyography.” By Michael Linderman, Mikhail Lebedev and Joseph Erlichman. Public Library of Science ONE, August 26, 2009.
  • マルチタスク習慣はオフライン時でも思考に悪影響? | WIRED VISION

    前の記事 1000キロ続く雲の道『モーニング・グローリー』 マルチタスク習慣はオフライン時でも思考に悪影響? 2009年8月25日 Brandon Keim Image: Flickr/TotalAldo マルチタスクという生活習慣によって、思考方法が変わったのではないかと懸念する声がある。コンピューターや携帯電話を利用していないときでも、気が散りやすく、集中できなくなったというのだ。この不安が正しいことが証明されたようだ。 複数のテストにおいて、日常的に多くの情報の流れを操り、電子メールやウェブ・テキスト、ビデオ、チャット、電話などを駆使する大学生が、マルチタスクの度合が低い他の学生と比べて作業の進み具合が大幅に劣っていたのだ。 これまでの研究では、マルチタスクの即座に現れる影響に焦点をあててきた。テレビを見ながら宿題をする子供ほど宿題の出来が悪いとか、会社で5分おきに電子メールをチェッ

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    tkoie 2009/08/25
    複数のテストにおいて、日常的に多くの情報の流れを操り、電子メールやウェブ・テキスト,ビデオ,電話などを駆使する大学生が、マルチタスクの度合が低い他の学生と比べて作業の進み具合が大幅に劣っていた
  • 「脳のしわ」は外からの衝撃を吸収する | WIRED VISION

    前の記事 Apple社の巨大データセンター、目的はクラウド的新サービスか 火星に小惑星が落ちた跡、鮮明な画像 次の記事 「脳のしわ」は外からの衝撃を吸収する 2009年8月19日 Brandon Keim Image: Flickr/Striatic。サイトトップの画像は、ヒトの脳の断面図。Wikipedia Commonsより 事業に行き詰まり、机に頭をたたきつけたとしても心配ない。脳の表面にあるしわ(専門用語で言うところの脳溝)が、外的損傷から君を守ってくれるだろう。 脳の凹凸はなぜあるのかに関して、主流となっている説は、小さなスペースに大きな表面積を詰めこむことによって、脳というコンピューターの容量を増大させているというものだ。正確にどのように作用しているかは推測の域を出ていないが、しわの異常は、自閉症や病のような疾患と関係していると考えられている。 オンライン版『Journal

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    tkoie 2009/08/21
    通常の脳と、しわのない脳の3Dコンピューター・モデルを用いて、外傷の影響のシミュレーションを行なった。しわのないモデルでは、脳幹から前頭葉まで脳構造のほぼすべてが損傷を受けやすかった。
  • 人工脳の進化実験:「だます戦略」も進化 | WIRED VISION

    前の記事 「机や服を爪でこする音」を使った入力システム(動画) 人工脳の進化実験:「だます戦略」も進化 2009年8月20日 Brandon Keim Image: PNAS。サイトトップの画像は、人工呼吸の訓練用ダミーたち。Wikimedia Commons 映画『ターミネーター』シリーズのお蔵入りになったシーンだと言われたら信じてしまいそうな実験が行なわれた。ロボットたちに「人工脳」を搭載して動物たちのように生存競争を行なわせたところ、短期間のうちに進化し、互いをあざむく技を身につけたのだ。 これらのロボットはサッカーボールほどの大きさで、車輪とセンサー、点滅する信号ライトを組み合わせてあり[画像B]、デジタルの神経回路で制御されている。ロボットを設計した研究者らは、これらのロボットを1つのコートに入れて競わせた。コートの両端に、「物」「毒物」を示す紙製の円を置き、物を見つけてその

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    tkoie 2009/08/20
    参考論文: “The evolution of information suppression in communicating robots with conflicting interests.” By Sara Mitri, Dario Floreano, and Laurent Keller. Proceedings of the National Academy of Sciences, Vol. 106 No. 32, August 18, 2009.
  • 科学者の2割が向精神薬を使用:『Nature』の調査 | WIRED VISION

    科学者の2割が向精神薬を使用:『Nature』の調査 2008年4月15日 社会 コメント: トラックバック (1) Alexis Madrigal Image: flickr/thp365 オンライン版『Nature』が4月9日に発表したオンライン調査結果によると、主に科学者からなるコミュニティーから得られた回答の20%が、『リタリン』(メチルフェニデート)や『Provigil』(モダフィニル)など、「脳の働きを活性化する薬」を使用していると認めている。 [メチルフェニデートは難治性・遷延性病や慢性疲労症候群などに使われる中枢神経刺激薬。注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬ともされ、75%以上は子供に処方される。約85%が米国で消費されているが、日では2007年ころから「リタリン依存」が社会問題化。薬事法の改正で、通常の向精神薬よりも一段と厳しい管理が要求されるようになった。医師の

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    tkoie 2009/08/18
    2007年12月、Natureに掲載されたコメンタリーがきっかけで1427人から回答を得た。[ケンブリッジ大学研究者らが、「脳を活性化させる薬」を、健康な科学者が利用していると紹介、倫理的な問題が提起されている、と主張。
  • 人体へのハッキング攻撃:発達する「神経工学」とその危険性 | WIRED VISION

    前の記事 最新テーザー銃で撃たれた体験レポート(動画) 人体へのハッキング攻撃:発達する「神経工学」とその危険性 2009年8月 3日 Hadley Leggett Image: University of Washington。サイトトップの画像は別の日語版記事より これまで研究者らは、指1動かさずに脳波だけでコンピューターを操作し、『Twitter』にメッセージを投稿したり(日語版記事)、車椅子を動かしたり(日語版記事)できる技術を開発してきた。だが、神経科学的な機器が複雑化・ワイヤレス化した現在、一部の専門家たちは「脳ハッキング」のリスクを真剣に考えるべきだと警鐘を鳴らしている。 ハッカーたちは四六時中パーソナル・コンピューターに侵入しているが、もし、ハッカーたちがその悪意ある熱意を、これらの医療機器に向けたら何が起こるだろう。たとえば現在パーキンソン病やうつ病の治療に使われ

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    tkoie 2009/08/03
    もし、ハッカーたちが悪意ある熱意を医療機器に向けたら何が起こるだろう。例えば現在パーキンソン病やうつ病の治療に使われている脳深部刺激装置や、義肢の制御のための電極システムが乗っ取られてしまうとしたら?
  • 「症状が出ないアルツハイマー」:脳と言語技能の関係を研究 | WIRED VISION

    前の記事 微生物色素を応用したソーラーパネル:軽量で安価 「症状が出ないアルツハイマー」:脳と言語技能の関係を研究 2009年7月14日 Hadley Leggett Image: Flickr/audreym。サイトトップの画像は「萎縮した脳と正常な脳の比較」の一部。Wikimedia Commons 科学のために献体を申し出たカトリックの修道女38人の脳を調べた結果、10代後半から20代前半にかけて優れた言語技能を身につけていることが、晩年に認知症になるのを防ぐかもしれないことがわかってきた。 ジョンズ・ホプキンス医科大学の研究者は、高齢になっても認知機能にまったく問題がない修道女と、軽い認知症がある、あるいはアルツハイマー型認知症と診断を受けた修道女とを比較した。彼女たちが若い頃に綴った文章を調べたところ、脳の検査でアルツハイマー型認知症と同じ変化が確認されているにも関わらず、若いと

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    tkoie 2009/07/15
    「10代の頃に高い言語技能を習得していると、50〜60年後に認知症になる確率を下げる可能性がある」と神経病理学者のDiego Iacono氏。脳に相当な損傷がある場合でも当てはまるという。論文は7月8日発行のNeurologyに掲載。
  • 学習能力を向上させるヘッドギア | WIRED VISION

    前の記事 ユーザー周囲の「つぶやき」を拡張現実で表示するiPhoneアプリ(動画) カロリー制限で長寿化:サルで実証(画像) 次の記事 学習能力を向上させるヘッドギア 2009年7月10日 Brandon Keim Image: Lara Boyd 「興奮性の反復経頭蓋磁気刺激」(excitatory repetitive transcranial magnetic stimulation)というより、「シンキング・キャップ」」(考える帽子)という方がはるかに簡単だ。呼び名はどうあれ、伝えたいことは同じで、人間の学習を補助してくれる帽子という意味だ。 学習といっても今のところは、研究室にあるコンピューター・スクリーン上に表示される対象物を追跡することに過ぎないが、この研究で脳の刺激に使われている技術は、脳卒中の後遺症などに苦しむ人々が体の自由を取り戻すのにいずれは役立つかもしれない。 『B

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    tkoie 2009/07/13
    協力者は、運動前野に電磁波を送る機械に入ってもらい、ジョイスティックを使って動く標的を追跡するtestに参加した。4日間のtestで、脳に強い刺激を与えたグループは、反復されるパターンの追跡で良い成績を残した
  • カロリー制限で長寿化:サルで実証(画像) | WIRED VISION

    前の記事 学習能力を向上させるヘッドギア 世界で最も利用される兵器『AK-47』:画像ギャラリー 次の記事 カロリー制限で長寿化:サルで実証(画像) 2009年7月10日 Brandon Keim Images: Ricki Colman アカゲザルを使ったカロリー制限に関する20年間の研究により、低カロリーの事が、霊長類の新陳代謝に変化を及ぼして延命効果を高めるという、現時点で最も有力な証拠が提示された。この手法はおそらく、人間にも効果があると見られる。 カロリーの値は標準的な値より30%低いが十分な栄養のある事が与えられたサルは、その多くが、心臓病や加齢に関わる他の病気に見舞われずに済んでいる。 カロリー制限が科学界の注目を集めたのは1930年代、カロリー制限によってマウスの寿命が約40%伸びたことをコーネル大学の研究者らが明らかにしたときからだった。この研究成果はその後、線虫から

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    tkoie 2009/07/10
    カロリーの値は標準的な値より30%低いが十分な栄養のある食事が与えられたサルは、その多くが、心臓病や加齢に関わる他の病気に見舞われずに済んでいる。
  • 頼み事は右耳から:「左耳と比べて2倍の効果」の理由 | WIRED VISION

    前の記事 北朝鮮の鉄道や秘密リゾート等を『Google Earth』で観察 頼み事は右耳から:「左耳と比べて2倍の効果」の理由 2009年6月25日 Alexis Madrigal Image: flickr/THEfunkyman。サイトトップの画像は、イアリングで飾るマサイ族の青年たち。Wikimedia Commons ここはイタリア。人いきれでむんむんする騒々しいダンスクラブで、1人の女性が近寄ってくる。テクノミュージックに声をかき消されないように、女性はぴったりと身を寄せて、あなたの耳元で声を張りあげる。「ねえ、煙草を1いただけない?」 話しかけられたのが右耳だったら、あなたが煙草を差し出す可能性は、左耳に声をかけられた場合の2倍になる。これが、イタリア[アブルッツォ州]の都市ペスカラのクラブで行なわれた実験で得られた結論だ。 調査員の女性がクラブ客に話しかけたこの実験で、煙草

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    tkoie 2009/06/25
    Daniele Marzoli氏とLuca Tommasi氏によると、脳は左半球が積極的感情に、右半球が否定的感情にそれぞれ同調しているらしいという。右耳に話しかけられると、その言葉は、頼みを受け入れやすいほうの脳の部分に送られていく。
  • ラットや犬も笑う:類人猿をくすぐる研究(動画) | WIRED VISION

    前の記事 新型iPhone『3G S』:動画対応や「方向音痴向け機能」など DIYで作れる極小衛星『キューブサット』、NASAも利用(動画) 次の記事 ラットや犬も笑う:類人猿をくすぐる研究(動画) 2009年6月 9日 Lizzie Buchen Image: Miriam Wessels, University of Veterinary Medicine/Hannover 少なくともチャールズ・ダーウィンの時代以降は、くすぐられた大型類人猿が声を発することが、科学者のあいだでは知られている。しかし、その音が実際に人間の笑いに結びつくものなのかは、はっきりとしていなかった。 このほど、独ハノーファー大学[や英ポーツマス大学]の研究者らが、笑いは、1000万〜1600万年前から(少なくとも、人類と現代の大型類人猿が分かれる直前の共通の祖先の段階から)、霊長類のなかで進化を続けているものだ

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    tkoie 2009/06/09
    独ハノーファー大学や英ポーツマス大学の研究者らが、笑いは、1000万〜1600万年前から(少なくとも,人類と現代の大型類人猿が分かれる直前の共通の祖先の段階から)、霊長類のなかで進化を続けているものだとの結論を出し
  • 脳の活動パターンから「空間記憶の読み取り」に成功 | WIRED VISION

    前の記事 北朝鮮の地下核実験:規模等をどう測定するか 脳の活動パターンから「空間記憶の読み取り」に成功 2009年5月27日 Brandon Keim 被験者の脳の断面図(矢状断)。Rは脳の右側。 Image credit: Current Biology。サイトトップの画像は神経細胞、Wikimedia Commonsより 記憶と空間認知をつかさどる脳の部位である『海馬』は、活動に一貫したパターンが存在せず、その働きを詳しく解明することは困難と考えられてきた。しかし、まもなくその謎が解けるかもしれない。 バーチャル空間の中にいる被験者の脳をスキャンし、脳の活動を分析したところ、被験者が空間のどの位置にいるのか特定することができたというのだ。 「いわば被験者の空間記憶を読み取ることに成功したわけだ」と、今回の研究論文を執筆した1人で、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)の認知神

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    tkoie 2009/05/28
    Virtual空間を移動する被験者に対し、fMRIで海馬の血流を測定し、活動パターンを分析した。その結果、被験者の位置を予測できた。着目したneuron群は、Londonのタクシー運転手を被験者に使ったMaguireの研究で特定されたもの
  • 折りたたみ自転車の傑作『Strida』と『IF-Mode』 | WIRED VISION

    前の記事 太陽を横切るスペースシャトル:撮影はタカハシとCanon MS社のMac批判広告は効果あり、消費者の価値評価が大幅ダウン 次の記事 折りたたみ自転車の傑作『Strida』と『IF-Mode』 2009年5月21日 Danny Dumas 折りたたみ自転車『Strida 5』について、まず知っておくべきことは、頑丈なアルミのフレームに貼られた小さな黄色のシールに書いてある。 「注意! ブレーキをかける場合は後輪を先にすること」。 この忠告を無視すると、ライダーの体はハンドルを飛び越えて進行方向に投げ出されてしまう。Stridaはホイールベースが短いため、一般的な自転車に比べて、「前輪ウィリー」の状態になる危険性がずっと高いのだ――この現象については、次に貼る動画の中で筆者が実演している。 加えて、Stridaはパワーに乏しい。変速機が付いておらず、覚醒剤中毒になったサーカスのピエロ

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    tkoie 2009/05/23
    Stridaの価格は775ドル[日本での販売価格は6万円]。IF Modeの価格は2250ドル[日本での販売価格は28万5000円]。
  • 「不正確な判断」が有益な時:「浮気」と認知バイアス論 | WIRED VISION

    前の記事 iPhoneキラーの『Palm Pre』、新iPhoneと各ポイントを比較 「不正確な判断」が有益な時:「浮気」と認知バイアス論 2009年5月21日 Brandon Keim 男性は進化の過程で、パートナーの浮気を疑うようにプログラムされたようだ。 オープンアクセス方式の学術誌『Evolutionary Psychology』に5月16日(米国時間)付けで掲載された論文(PDF)によると、男性60人、女性89人を対象に調査を行なった結果、男性のほうがパートナーの不倫を疑う傾向が強いとの結果を得たという。 論文を書いたAaron Goetz氏とKayla Causey氏はこの現象について、いわゆる「認知バイアス」の、多数ある例のうちの1つと説明している。 [認知バイアスは、誤った判断をしやすいという人間の傾向。社会制度や政策は、個々人が理性的な判断をすることを前提としているが、実

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    tkoie 2009/05/21
    男性60人、女性89人を対象に調査を行なった結果、男性のほうがパートナーの不倫を疑う傾向が強いとの結果を得たという。著者らはこの現象について、いわゆる「認知バイアス」の、多数ある例のうちの1つと説明している
  • 何でも知ってる『Wolfram Alpha』:新検索エンジンに楽しくQ&A | WIRED VISION

    前の記事 Mac搭載ネットブックを8ヵ月使った感想:素晴らしい 米軍、「テレパシー」研究を格化 次の記事 何でも知ってる『Wolfram Alpha』:新検索エンジンに楽しくQ&A 2009年5月19日 Charlie Sorrel 新しい検索エンジン『Wolfram Alpha』(日語版記事)が5月15日の夕方(米国時間)に[テストモードで]開始され、この週末にブロガーを含むさまざまな人々がこれを試してみる機会を得た[一般公開は18日]。 この「コンピューター的な知識検索エンジン」サービスでは、スティーブン・ウルフラム(Stephen Wolfram)氏が考案した数学ソフト『Mathematica』をバックエンドに採用し、検索クエリが求める内容に適切な結果を返す。 これは素晴らしい検索エンジンだが、このブログ『Gadget Lab』では、これが究極のパブ・クイズ用ツールであることをご

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    tkoie 2009/05/19
    新しい検索エンジン『Wolfram Alpha』(「コンピューター的な知識検索エンジン」サービス)は、Stephen Wolfram氏が考案した数学ソフト『Mathematica』をバックエンドに採用し、検索クエリが求める内容に適切な結果を返す。
  • 「レーザーで脳ニューロンを正確に刺激」する新しい治療法 | WIRED VISION

    前の記事 「ハドソン川の奇跡」機体引き上げ全プロセス:画像ギャラリー 「レーザーで脳ニューロンを正確に刺激」する新しい治療法 2009年5月15日 Lizzie Buchen いつの日か、人間の脳を光で制御できるようになるかもしれない。そして、その日はかなり近づいたようだ。 MITメディア・ラボの研究者たちが、サルの脳にある特定のニューロン(神経単位)をレーザーを使って活性化することに成功した。この技術は、魚、ハエ、ネズミの神経回路の制御と研究に用いられ大いに喧伝されてきたが、霊長類に使用されたのは初めてだ。 この研究の中心になっているのは、MITで神経科学を研究するEd Boyden教授と、研究員のXue Han氏だ。「この技術を発展させれば、いくつかの精神疾患の新しい治療法につながる可能性がある。これはトランスレーショナル・リサーチ[基礎的な研究から実用的な開発にまで及ぶ研究]の観点か

    tkoie
    tkoie 2009/05/15
    サルの脳にある特定のニューロン(神経単位)をレーザーを使って活性化することに成功した。この技術は、魚、ハエ、ネズミの神経回路の制御と研究に用いられ大いに喧伝されてきたが、霊長類に使用されたのは初めてだ。
  • 脳から『Twitter』に直接送信(動画) | WIRED VISION

    前の記事 各種の機器がつぶやくTwitter:急成長するマッシュアップ 脳から『Twitter』に直接送信(動画) 2009年4月21日 Brandon Keim 4月1日(米国時間)の午後早く、ウィスコンシン大学の生物医学エンジニアであるAdam Wilson氏は、『Twitter』にメッセージを投稿した。ただし、入力に使ったのは両手ではなく脳だ。「USING EEG TO SEND TWEET」[卵を使ってさえずり(TWEET)を送信]と頭の中で考えたのだ。 このメッセージは、電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベルの「Mr. Watson, come here. I want to see you.」[ワトソン君、こちらに来てくれ。会いたいのだ]の現代版といえるかもしれない。 ブレイン=コンピューター・インターフェース(BCI)は、もはや単に人々を驚かせる技術ではなく、考えること

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    tkoie 2009/04/21
    BCIは、もはや単に人々を驚かせる技術ではなく、考えることはできても動くことができない人々のために、現実の世界ですぐ利用できる用途に関心を持つ研究者たちのプラットフォームとなっている。
  • 他者と自己の区別をしない神経細胞:ミラーニューロン | WIRED VISION

    前の記事 癌の育ち方を解説する、「体内バーチャル旅行」動画 他者と自己の区別をしない神経細胞:ミラーニューロン 2009年4月20日 Lizzie Buchen Image credit: stuartpilbrow/Flickr 「ミラーニューロン」は、他者の行動やその意図を理解する手助けになると考えられている神経細胞だ。たとえば自分自身がワインの瓶を手に取る時と、他人が同じ行動を取るのを見ている時、どちらの場合にも、ミラーニューロンは活動電位を発生させる。 われわれは通常、なぜ友人がワインのボトルを手に取っているのか、1つ1つ順を追って理由を推測したりせず、相手の頭の中で何が起こっているのかを瞬時に理解する。なぜなら、同じことが自分の頭の中でも起こっているからだ。これを可能にするのがミラーニューロンだ。 [ミラーニューロンは、対象物を掴んだり操作したりする行動に特化した神経細胞を研究す

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    tkoie 2009/04/21
    参考論文: "Mirror Neurons Differentially Encode the Peripersonal and Extrapersonal Space of Monkeys" by Vittorio Caggiano, Leonardo Fogassi, Giacomo Rizzolatti, Peter Thier, Antonino Casile. Science, Vol. 324, No. 5925. (DOI: 10.1126/science.1166818)
  • 脳の「共感スイッチ」:情報の氾濫は共感能力を阻害する? | WIRED VISION

    前の記事 道路を走れる飛行機『Transition』が試験飛行(動画) 脳の「共感スイッチ」:情報の氾濫は共感能力を阻害する? 2009年4月16日 Brandon Keim Image: PNAS 人間はもともと利己的だという見方もあるが、最新の研究によって、共感は恐怖や怒りと同じように脳の深いところに根ざしているらしいことがわかった。 4月13日付け『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に掲載された、南カリフォルニア大学の神経科学者Antonio Damasio氏などによる研究では、13人の被験者に対して、マルチメディアによるドキュメンタリー形式で、共感をかき立てるように意図された物語を提示し、被験者の脳の活動を記録した。 この結果、共感や賞賛といった感情は、大脳皮質よりさらに深い部分の、視床下部や脳幹に根ざしていることがわかったという。こういった領域は、生物としての活動自体を統御する

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    tkoie 2009/04/16
    共感や賞賛といった感情は、大脳皮質よりさらに深い部分の、視床下部や脳幹に根ざしている。「少なくとも、社会的な感情は、皮層的な領域ではなくもっと内側に根ざしているということが言えるだろう」とDamasio氏は語
  • 「物理法則を自力で発見」した人工知能 | WIRED VISION

    前の記事 「衛星成功に総書記は涙」:北朝鮮の核再開宣言とミサイル輸出 「物理法則を自力で発見」した人工知能 2009年4月15日 Brandon Keim Image credit: Science、サイトトップの画像はフーコーの振り子。Wikimedia Commonsより 物理学者が何百年もかけて出した答えに、コンピューター・プログラムがたった1日でたどり着いた。揺れる振り子の動きから、運動の法則を導き出したのだ。 コーネル大学の研究チームが開発したこのプログラムは、物理学や幾何学の知識を一切使わずに、自然法則を導き出すことに成功した。 この研究は、膨大な量のデータを扱う科学界にブレークスルーをもたらすものとして期待が寄せられている。 科学は今や、ペタバイト級[1ペタバイトは100万ギガバイト]のデータを扱う時代を迎えている。あまりに膨大で複雑なため、人間の頭脳では解析できないデータセ

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    tkoie 2009/04/16
    生データから規則性を見出すことは、人間の直感がつかさどる領域と考えられてきた。しかし今後は、複雑なデータセットの解読に、科学者とコンピュータープログラムが肩を並べて取り組む時代がやってくるかもしれない