多ジャンルに及ぶ国内作品の企画制作に加え、海外作品の買い付けも行い、パッケージ化や劇場公開、配信など映像コンテンツを中心に幅広く事業展開する、ポニーキャニオンのビジュアルクリエイティブ本部。そこには、映像制作を軸に次々と新しい事を仕掛ける人物がいました。中島 純の異色のキャリアと大胆な発想に迫ります。 秋元 康プロデュースの『象の背中』、ショートアニメ『ウサビッチ』、『こびとづかん』を映像化した『こびと観察入門』、VR×ホラーの融合『VR“DEAD” THEATER』、バーチャルYouTuber・ミソシタ、絵本&楽曲『かんしょくさせてよ やさいっちょ』、AIアーティスト・岸 裕真……中島 純が関わってきたプロジェクトをざっと挙げただけでも、彼の好奇心がいかに豊かか、ということが浮かび上がってきます。 中島 「趣味でコーラス隊に参加していた母親の影響で、子供の頃から『サウンド・オブ・ミュージ