「ぼく」が、けんかにまけて、運動場にひっくりかえっていたら、みんなが呼びにきた。 ぼくは、おきてやらなかった。 「死んだんじゃない?」ノブコが、いった。 そしたら、先生は、 「じゃ、気がすむまで、そこで死んでなさい。」 そういって、教室へもどっていった。 みんなも、先生にくっついて いなくなった。 まつげの海のひこうせん/山下明生 作・杉浦範茂 絵/偕成社 誰にでもある、子供の日のしょっぱいなみだ。 まわりが静かになって、ツクツクボウシ声が聞こえてきたりします。すると・・ 死んでいるはずなのに、ぼくの目から、なみだが じわじわ わいてくる。 うっすらと 目をあけると、ぴくぴく ふるえる まつげの むこうに、 秋の空が にじんでいた。 まつげに なみだのまくが かかり、青い空は 海のように見えた。 ここからぼくは、空想の世界に入っていきます。 そのまつげの海の中に、虫のような魚があらわれます
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