発掘調査でこれまでに分かったギリシャ北部アンフィポリス(Amphipolis)近郊にある古代墳墓の概要を示した図と写真(2014年9月9日提供)。(c)AFP/GREEK CULTURE MINISTRY 【9月8日 AFP】(写真追加)ギリシャ最大の古代墳墓で、入り口を支える2本のカリアテッド(女性像の柱)が発掘されたと考古学者らが明らかにした。 柱が見つかったのは、ギリシャ北部マケドニア(Macedonia)地方のアンフィポリス(Amphipolis)近郊。アレクサンダー大王(Alexander the Great)時代の墓の入り口に番人として立っている2体の女性像は、長袖の衣を身に着けている。 文化省の6日の声明によると、「1体の左腕ともう1体の右腕が横に上げられており、墓への侵入を拒む象徴的なポーズをとっている」という。 墓は、アレクサンダー大王時代の紀元前356~323年にまでさ