Facebookの一般従業員で新規株式公開(IPO)以前に保有していた株式の一部を米国時間10月31日に売ることに決めていた人がどれくらいいたかは、誰にもわからない。この日は、同社が1株あたり38ドルで株式を公開して以来、一般従業員による株式売却が初めて解禁された日だった。 だが実際、かなりの人が同社の株式を売却した。この日の売りは従業員、または新しい株式が大量に市場に流れ込んで株価が下がることを恐れた投資家によるものだろう。あるいは、その両者が合わさった可能性が高いかもしれない。Facebook株の取引高はこの日、通常の約2倍に達し、終値は前日比3.37%マイナスの21ドル12セントだった(とはいえ9月初めの18ドル前後という価格に比べれば、この日の株価ははるかに高い)。 31日に売却が可能になった株式数は総計2億2900万株に達した。この日はハリケーン「サンディ」の影響で、今週になって
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