帰省する度に小さくなる母のわがまま少しは聞いてあげたい メモによると、この歌を詠んだのは2000年5月15日。私34歳。母63歳。母に励まされてきた私が、母を励まさなければと感じ始めた頃でした。 歌の背景 2000年のGW前、土曜日の仕事を休んで5連休にして帰省できないかと父から電話がありました。母から頼まれてのことらしかったです。当時は土曜日も仕事という職場は多く、それを休まないとゆっくり帰省できる日程になりません。母の帰省して欲しい気持ちが本当だったとしても、そのために仕事を休んでと言う母ではありません。恐らく、父が母の気持ちを考えて私に提案したのでしょう。 結局、仕事を休むことはできず、帰省もできませんでした。でも、盆と正月だけだった帰省を、GWも考えてみようかなと考えるきっかけになりました。 歌の少し前、母は60歳で定年退職した後、幾つかの仕事に就きました。でも、新しい仕事や職場に