偽ニュースがインターネット上に蔓延している状況を受けて、Googleは、偽情報の検索や拡散をしにくくしたいと考えている。 Googleは米国時間4月25日、「より品質の高いコンテンツをウェブから拾い上げる」ために同社の検索エンジンの動作方法を変更すると発表した。同社の検索結果の約0.25%が「不快または明らかに誤解を招くコンテンツ」で、この状況を改善するために、検索結果のランク付け方法を変更するとともに、報告ツールをユーザーに提供することに着手するという。 Googleは、検索品質評価ガイドラインを更新してからのこの1カ月間、テスターらの協力を得て、偽ニュース、不快な検索結果、偽の陰謀説といった品質の低いコンテンツを排除した。同社は、評価者からのデータを収集済みで、それをランク付けアルゴリズムに適用することにより、偽ニュースが検索結果の中で下位に表示されるようにする。 Googleによると