さて、今回からソースコードの中身を見ていくことにします。 今回使っているのは、配布されているWinny2のバイナリから逆に生成したソースコードですので、作者47氏の意図が見えづらくなってしまっています。そこで、逆生成によっても変化する余地のないメッセージ部分から探してみようと思います。 眺めるファイル 前回ファイル一覧から分かる範囲で切り分けてみました。とにかく、Winny の動作を知ることが先決と言うことで、最もファイルサイズの大きかった CMainControl.cpp を眺めることにします。 ざっとソースコードを広く眺めてみると、普通に日本語で書かれている部分が目立っているので探すのはそう大変ではなさそうです。問題は、11248行という大きさだけです。 メッセージ部分 さて、日本語で書かれたメッセージをいくつか見てみると、こういう事が分かります。 メッセージが書かれた行やその直後に