学校法人立命館とatama plus株式会社は、これからの学びのあり方を考える「共同研究会」を設立。2021年1月より、AI・学習データを活用した新しい高大接続および入試のあり方の検討を開始する。それに先駆けて設立協定の締結式が2020年12月22日(火)に行われた。 ■中期計画R2030チャレンジ・デザインを策定 立命館は、立命館大学など2つの大学、4つの中学・高等学校、1つの小学校を運営し、約5万人の学生などを擁する総合学園。2020年11月には、社会共生価値を創出する「次世代研究大学」を目指す中期計画R2030チャレンジ・デザインを策定した。 ■テクノロジーを活用し、基礎学力を短い時間で習得 立命館では従来から、附属高等学校で「教科学習を通じた基礎学力」と「探究型学習などを通じた社会で生きる力」の2つの力を養成するための時間的制約が課題とされてきた。そこで2021年1月から、立命館大