ロシアのシリアへの軍事介入に大慌てのオバマ米政権に再び衝撃が走った。ロシアがイラン、イラク、そしてシリアの3カ国と過激派組織「イスラム国」(IS)の情報を共有する「統合情報センター」の設置で合意したからだ。米国から巨額の軍事支援を受けるイラクの“裏切り”行為にオバマ政権は完全に虚仮にされた格好だ。 戦闘で共同作戦も この「統合情報センター」の設置は27日、イラク軍から突然発表された。米国にはまったく事前の通告がなく、オバマ政権は蚊帳の外に置かれた状態で、大慌てでアバディ首相らイラク側に確認を急いだ。 発表などによると、同センターは数週間以内に設置され、センターの責任者は3カ月ごとに各国が回り番で交代する仕組みだ。4カ国が合意した理由について、イラク軍スポークスマンは「4カ国がテロとの戦いに取り組んでいる」ことを挙げた。 ロシアのインターファクス通信は「戦闘の作戦立案や部隊を管理する委員会」
![虚仮にされたオバマ政権 ロシアの“第2の矢”に衝撃](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b8b7d6482376d604d1473610bacb56a1360db1bf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwedge.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F0%2F1024%2Fimg_c0d4c48a7152d227ac3dfe5204de330712083.jpg)