近年、高い知能や、さまざまな領域で特別な才能を有する「ギフテッド」が注目を集めている。【前編】では、東大が5億円をかけて行った「異才発掘プロジェクト」が子どもたちの「線引き」につながってしまった過去を紹介した。後編では、そうした「反省」をふまえ、東大が継続している取り組みについて、担当の中邑賢龍教授の話を聞いた。<阿部朋美・伊藤和行著『ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち』(朝日新聞出版)より一部抜粋・再編集>
![東京大学が挫折したギフテッド教育の弊害「IQは訓練で高められる」 新プロジェクトの意外な視点〈dot.〉](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ffb230ccb71cd8fb02578cc71e6ae081974e1c47/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdot.asahi.com%2FS2000%2Fupload%2F2023061500027_1.jpg)
戦後、教育の民主化が浸透した日本の公教育では、「平等」が重んじられた。 特異な才能のある子どもを選抜して特別プログラムを与えるようなエリート教育は行われていない。議論さえ避けられがちだった。 もちろん、「英才クラス」「特進コース」といった特別なカリキュラムを設けた教育は、民間の塾などで行われてきた。だがそれは、特別な才能がある子どもが見いだされてというよりは、裕福な家庭だったり教育熱心な家庭だったり、情報や人が集まる都会にアクセスできたりする環境にいる、一部の子どもたちが受けてきたものだったと言っていいだろう。 そんななか、近年、米国など海外のギフテッド教育を参考にし、特別な才能を見いだして伸ばそうという教育が、一部の大学や民間事業者などで行われてきている。 その一つが、2014年から東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍(なかむら・けんりゅう)教授が行った「異才発掘プロジェクト RO
『独学大全』は、総ページ数788ページ、税込み3千円超という異色のビジネス書。17万部を突破 読書猿さんおすすめの「英文 詳説世界史WORLD HISTORY for High School」(山川出版社)。高校の世界史教科書として定評のある『詳説世界史』を英訳 読書猿さんおすすめの「解釈につよくなるための英文50」(岩波ジュニア新書)。著者は、英文学研究者で、長年英語教育に携わってきた行方昭夫東大名誉教授 自主学習のための技法を紹介した著書『独学大全』(ダイヤモンド社)が17万部を突破したブロガー・読書猿さん。現在発売中の『AERA English 2021 Spring & Summer』(朝日新聞出版)で、独学で英語学習を成功させる秘訣を聞いた。抜粋して紹介する。 【写真】独学で英語を学び、海外進出を果たした俳優といえば… * * * ■英語から逃げることをやめれば情報源が広がる
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