遠きに行くには必ず邇きよりす.高きに登るには必ず卑きよりす.何事にも順序というものがあります.Rust の学習もそうです. そこで,前提知識がほぼ無い状態から Rust を学ぶときに,どんな順序が良いのか,考えてみました. コンパイル時と実行時の区別. Rust を学ぶとき,何がコンパイル時に起こって何が実行時に起こるか分からないと困ります.特に,型検査と借用検査がコンパイル時に行われることは,それらの基本的な規則を知る際に大切です.そこで,最初に Hello world を書く時点で,コンパイル→実行という流れを押さえておくべきでしょう. コンパイルエラーの読み方. まずコンパイルエラーを読むという基本的な姿勢を身に付けるのは大切です. 公式ドキュメントの場所. まず公式ドキュメントを読むという基本的な姿勢を身に付けるのも大切です. Hello world 周辺の基本文法. 例えば以下の