ちょっと田舎で暮してみたら―実践的国内ロングステイのすすめ (新潮新書) 作者: 能勢健生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/03メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る早期退職した著者が、国内のこれまで全く縁のない土地に行って1ヶ月暮らすという実験を思い付いて実行した体験記。おもしろい。
「アメリカ社会」入門 英国人ニューヨークに住む (生活人新書) 作者: コリンジョイス,Colin Joyce,谷岡健彦出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/06/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (23件) を見るあとで書く。「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書) 作者: コリンジョイス,Colin Joyce,谷岡健彦出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2006/12/07メディア: 新書購入: 14人 クリック: 140回この商品を含むブログ (84件) を見るこっちも何年か前に読んでる(そしてけっこう面白かった)けど、この日記に記録してないなあ。
46年目の光―視力を取り戻した男の奇跡の人生 作者: ロバート・カーソン,池村千秋出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2009/07/30メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (21件) を見るものすごい本。めちゃオススメなので読んでください。 幼少時に失明したマイク・メイという男性が本書の主人公で、著者のロバート・カーソンが彼に長期間付き添って膨大なインタヴューをしたノンフィクション。 マイク・メイは10才までの間に何人もの名眼科医を渡り歩き、何度も角膜移植を試みたが快復することはなかった。ところが46才のある日、新しい視床幹細胞移植という方法により視力を取り戻せる可能性があると伝えられる。メイは迷った末にこれを受ける決意をする。メイの生い立ちや彼の半生記を軸に、脳科学の最前線などを絡めて話がすすんでいきます。 このメイという人
アダムの呪い 作者: ブライアンサイクス,Bryan Sykes,大野晶子出版社/メーカー: ソニーマガジンズ発売日: 2004/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (22件) を見る積読だった『イヴの七人の娘たち』を先日思い立って読んだらめちゃくちゃ面白くて、こんなことならもっと早く読んでおけばよかったと後悔したので、こっちもとっとと読もうと思って入手した。前作はミトコンドリアDNAを使って母系祖先を分類・決定して行く話なのだが、その中でも同様の理屈でY染色体を利用して父系祖先を分類できること、それが母系にくらべてはるかに難しいこと、などがちらっと触れられている。本書はそのY染色体による父系遺伝子を主役に持ってきたものなのでそれで内容を予想しつつ読みはじめたのだが、こちらの方が前作よりもさらに数倍面白い。 なぜ母系から父系に変わっただけで「呪い」な
イヴの七人の娘たち 作者: ブライアンサイクス,Bryan Sykes,大野晶子出版社/メーカー: ソニーマガジンズ発売日: 2001/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (33件) を見るこれまた既に文庫も出ているのだが、買って積んだままになっていたのを引っぱり出してきて読んだ。母親からしか受け継がれないミトコンドリアのDNAを利用して、母系祖先をたどってみたらほんの10万年前のあるたった1つのDNAに到達した、すなわち、人類共通の母系祖先が存在するということ、そして我々現代のホモサピエンスは7人の母系祖先のどれかの末裔だということを、その手法の開発者である著者が研究過程とともに解説している本。 この話題そのものは福岡伸一さんの本に出てきたような気がしたのだが、それはこの次の『アダムの呪い』の方だったということが読んでみてわかった。まあそれはともか
すべて僕に任せてください―東工大モーレツ天才助教授の悲劇 作者: 今野浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/04メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 126回この商品を含むブログ (36件) を見る私にとって、読み出すと止まらない絶対に面白いこというかとにかくすごい本であることがもう読む前からわかっている本というのが世の中にはいくつもあって、本書はそのうちの1冊。著者買いである。この方はORの大先生であるが、もの書きとしても恐しく筆の立つ方である。これまでも『役に立つ一次式』と『金融工学20年』という素晴しい本を読ませてもらってきたが、本書はその系譜に連なる知的興奮に満ちた一冊でありつつ、涙を誘うもの悲しい物語でもある。 他の著書などにもある通り、著者は工学系からも経済学系からも足を引っぱられながら日本の金融工学の牽引役を勤めてきた人だが、本書の主役というか記述の対象はそ
宇宙創成(上) (新潮文庫) 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 394回この商品を含むブログ (129件) を見る宇宙創成(下) (新潮文庫) 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01/28メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 23回この商品を含むブログ (104件) を見る文庫化してるのを見かけて即座に購入、一気読みしてしまった。ハードカバーも買ってあったんですが。内容はもちろん大期待していたが、期待以上に素晴しい!! しかも想像もしていなかった方向で素晴らしい。青木薫さんの翻訳も大変素晴らしく、タイトル変更も勝手に納得しました。詳しくはあとで書く。
打ちのめされるようなすごい本 作者: 米原万里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 224回この商品を含むブログ (74件) を見るいやもう、この本に打ちのめされそうになります。これはすごい。 2006年5月にガンで惜しくも亡くなられた米原万里さんが、週刊文春で連載されていた『私の読書日記』全掲載分を前半部に、その他メディアで書かれた全書評を後半部にまとめた本で、著者の事実上の絶筆となったものです。刊行は2006年10月なのでずいぶん長く積ん読してしまいました。 週刊文春で書評を連載されていたのは知っていましたし、亡くなられる直前まで闘病記をほぼリアルタイムで書かれていたというのはご逝去のニュースとあわせて目にしていたのですが、その2つを結びつけられなかった。実は両社は同じものだったのですね。もっとはやく読んでおけばよかったと思いま
要するに (河出文庫) 作者: 山形浩生出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/02/04メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 145回この商品を含むブログ (57件) を見るWIREDとかサイゾーで連載してたのとかその他もろもろを集めたもの。単行本でも『山形道場』が出てたのでその文庫化かと思ったら、それだけというわけでもなく追加とか入れ換えとかがあったみたい。巻末のリストによるとけっこうな割合で単行本未収録のもの(多くはサイゾーの連載のもの)が含まれている。 あっちの内容をそんなに詳しくおぼえているわけでもないし、その後も連載で読んだりしてるしで自分でもどれが既読でどれがはじめてかわかんなくなってますが、10年とかそこら以上経ってもいまの文章としてあんまり違和感がないのは流石だと思います。続きはあとで書く。
1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74) 作者: 竹森俊平出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/12メディア: 新書購入: 11人 クリック: 177回この商品を含むブログ (85件) を見る最近の株安とか去年の夏からのサブプライムローン問題とかそのへんもろもろの引き金が10年前の1997年にあるというような切り口で、経済の基礎的な知識をわかりやすく解説してくれてます。分野について門外漢というか全く素人なんでちゃんと評価できないんですが、これは「ナイトの不確実性」というのがどんなものかやっとわかったというか、これについての素晴しい入門書になってるような気がする。いや私がわかった気になってるだけかも知れないんだけど。面白いというか、中盤はけっこう夢中になって読めました。おすすめしたい。
こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書) 作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/01/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 303回この商品を含むブログ (65件) を見るおもしろかった。私みたいに経済が専門じゃなくてでも『ヤバい経済学』が好きとかいう人には、そのライト版というか、あれの日本人向けの読みやすいバージョンと思って読んでもらえばハズレないと思います。実際レヴィットの本から引用されてるとことかもアリます。 編者には『経済学的思考のセンス』という新書の著書がありますが、それをもっといろんなトピックにぶつけたような感じで、ひとつひとつの章はとても短かくまとまってるんですがそれぞれの関連性もあってコツがつかめてくるとだんだん考え方が身に付いてきた気になります。おかげであっという間に読み終わる。 ただこればっかりは弾さんの言う通りで、目次な
夢をかなえるゾウ 作者: 水野敬也出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2007/08/11メディア: 単行本購入: 80人 クリック: 1,301回この商品を含むブログ (625件) を見る積ん読処理です。読む前から既に知り合いのところそこらじゅうで大絶賛なので、これはいい本なんだろうなあとか思って読みましたが、本当にいい本でびびりました。もっと早く読めばよかったよー。大型書店ほとんどで面陳平積みしてたのも納得。笑えるし泣ける。 関西弁であんみつ好きで自己愛激しいゾウの神様がスパルタでいろいろ課題を出してくるんですが、要するに読んでるだけじゃだめで行動しないといけないということをふざけた口調で真摯に説いてくる。自己啓発本とかビジネス書とかの見本市になってますが、これは自分が買って読んだ最後の自己啓発書になるかもな、なんて思います。 前著のごとくふざけた本かと思ったら(失礼)、ガチでストレ
Webコミュニティでいちばん大切なこと。 CGMビジネス“成功請負人”たちの考え方 作者: 水波桂,平尾丈,片岡俊行,斉藤徹,古川健介,伊藤将雄,大迫正治,原田和英出版社/メーカー: インプレス発売日: 2007/12/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 204回この商品を含むブログ (31件) を見る実際に現在もコミュニティを運営していたり、過去に巨大なコミュニティサイトを育てていたりといった現役のプロデューサーたち8人が実際に現場で得た知識や経験、苦労話などを惜しまずに披露してくれるというゼータクな本。Webコミュニティの具体的な起ち上げ方やコミュニティが成長していくのに合わせてやるべきことのマイルストーンなんかが具体的に書いてあるんですが、それだけではなく、副題に『CGMビジネス"成功請負人"たちの考え方』とある故に、収益化とか運営と供に発生する種々のリス
論争する宇宙 ―「アインシュタイン最大の失敗」が甦る (集英社新書) 作者: 吉井譲出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/01/17メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見るおもしろい。ていうか読むと泣く。天文学の基礎的なところから入って、宇宙の距離のはかりかたの発展を紹介しつつ、アインシュタインが発表はしたが後に取り消した「宇宙定数」が存在するかも知れないということを解説(でも後半一気に難しくなってふりおとされましたが)。 そしてそこまで解説してきた理論を背景に、クェーサーを定常的に観測することが必要になり、ついには著者自身がプロジェクトを率いて専用の望遠鏡を作ってしまいます。この苦労が並大抵のものではなくて熱いものがこみあげてくる、とかその他もろもろについてあとで書く。
「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー 作者: 土井英司出版社/メーカー: 草思社発売日: 2007/04/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 65回この商品を含むブログ (115件) を見る書誌情報 / Amazonで購入 / 書評 / ビジネス 会社の人にすすめられて読みました。すぐ読めちゃうけどまあまあ面白かった。 著者は元アマゾンのバイヤーで、これまでに1万冊以上のビジネス書を読んできたという。研究しているだけあって、いわゆる「ビジネス書」の通俗的なところがあますところなく現れています。大事なところ(と著者が思ったところ)には太字でこれでもかというくらい目立たせてあって、そこだけ拾い読みしてくれと言われているようです。 結局のところ著者自身が「伝説の社員」だったということを言いたいのね、みたいな感じでちょっと説教っぽくて心に響きにくい。
ウェブ社会をどう生きるか (岩波新書) 作者: 西垣通出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/05/22メディア: 新書購入: 6人 クリック: 39回この商品を含むブログ (85件) を見るあとで書く!
ちょっと前に、最近ガンプラにはまりつつあると書いたのだけれど、その人生2度目のガンプラブームのために、もう少しまとまった情報が欲しくなってきた。Blogでもいいんだけどちょっと断片的だなーというのと探すの大変なのと。やっぱ模型誌を継続して買うしかないかな、と思ってたら、すごい本を見つけてしまったですよ。これ。 MAX渡辺&大越友恵のガンプラ大好き! (Hobby Japan mook) 作者: MAX渡辺,大越友恵出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2002/12メディア: ムック購入: 5人 クリック: 48回この商品を含むブログ (41件) を見るかっこいいガンプラを作ることに憧れてホビージャパン誌を4年間買い続けながらも完成させたことがなかったという女の子が、MAX渡辺氏の懇切丁寧な教えを受けながらいろいろな技術を修得してゆく、というもの。HJ誌の2年以上に渡る連載をまとめた
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