書き込み型DVDドライブの使い勝手を左右するのが速度です。この数字が大きいほど、データの書き込み時間を短縮できるからです。 DVDでは、1秒あたり1350KBのデータ書き込みが「等倍速」になります。2倍速ドライブなら2700KB/秒、4倍速なら5400KB/秒でデータ書き込みが可能です。 書き込み型DVDドライブでは初期の等倍速から4倍速まで、表示速度に比例した時間短縮効果があります。例えば、4.7GB分のデータを書き込むのに当倍速で60分かかりますが、2倍速なら30分、4倍速なら15分で済みます。しかし、8倍速以上になると事情が異なります。8倍速では4.7GBのデータを書き込むのに単純計算では7.5分となりますが、実際には約10分もかかるのです。今後登場する16倍速は約6分かかります。 書き込み速度としてカタログなどに表記されている数字は、「最大」の速度です。現在、DVD-Rでは最大8倍