Last week I had an opportunity to give an online lecture about containers to students at Kyoto University. The slide deck can be found here (PDF): 1. Introduction to containersWhat are containers?Containers are a set of various lightweight methods to isolate filesystems, CPU resources, memory resources, system permissions, etc. Containers are similar to virtual machines in many senses, but they ar
TLS(Transport Layer Security)が難しすぎると、お嘆きのセキュリティファースト世代の皆様、RustでLinuxカーネルを実装しながら学んでみましょう! カーネルモジュールの実装は難しい?それは誤解です。TLSをアプリケーションとして実装しようとすると、各種のライブラリを検索していたつもりが、SNSを眺めていて、一日が終わっていることありますよね。カーネルモジュールを実装するために使えるのはカーネルの機能だけです。検索する必要はなく、雑念が生じる余地はありません。その集中力があれば、カーネル開発は難しくありません。 TLSとLinuxカーネル皆様の中には、LinuxカーネルはTLSをサポートしているのでは?と思っている方がいるかもしれません。TLSは実際のデータの送受信の前に、ハンドシェイクと呼ばれる、暗号鍵の合意や相手の認証を実施します。ハンドシェイク後、Linu
いつもSkebをご利用いただき、誠にありがとうございます。 12月23日12時よりskeb.jpにアクセスできない大規模な障害が発生しておりましたが、12月24日07時に復旧いたしました。 12月23日、および12月24日が納品期限のリクエストは納品期限を12月25日23時59分までに延長させていただきます。 みなさまには多大なご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。 本障害につきまして詳細をご報告させていただきます。 概要日時: 12月23日12時22分〜12月24日7時00分 (JST) ダウンタイム: 18時間38分 内容: skeb.jpにアクセスできない不具合 原因: SkebはすべてのサーバとシステムをHerokuに設置していたが、障害発生時刻より同サービスのアカウントが理由の通知なく利用できなくなった。 解決: Herokuの一切の利用を中止し、すべてのサーバとシステ
プロファイリングは枯れた技術ですが、BPFで実装するのであれば、学ぶべき新技術という気がしてきますよね!実際、Pixie、Parcaなど、BPFを使った第三世代プロファイラの開発が進んでいます(世代数は雰囲気)。しかし、Rustの実装は見つからなかったので、RustとBPFで実装してみました。 CPUプロファイリングの基本CPUプロファイリングの典型的な目的は、頻繁に実行される関数を見つけることです。プロファイラは、定期的に、対象のプロセスやスレッドで、実行されている関数を記録します。 10000: main(); find_item(); calc(); 5000: main(); parse_binary(); scan(); 2000: main(); verify(); calc();上記の例では、1行目に、calc関数が10,000回記録されています。プロファイラは、実行されてい
「開発プロセスにプロファイリングを組み込むのはどうだろう?」 ミーティングで、プロファイリングの重要性を発言するだけで、みんながあなたの深い知見、意識の高さに驚くことでしょう。もちろん、あなたは、プロファイリングのやり方を知っている必要はありません。開発の終盤に、性能目標が達成されず、解析が実施される頃には、誰もあなたの発言は覚えていません。しかし、万が一、あなたの意見が採用されても困らないように、この記事を参考にしてください。 Goは、CPU、メモリ、block、mutexなど、使いこなせないほどの種類をサポートするプロファイリングツールpprofを標準機能として提供します。一方、Rustは、そんな機能を提供しません。Rustへの愛が揺らぐかもしれませんが、Rustへの愛は、見返りを求めない純愛です。愛の見返りに何かが与えられると期待してはいけません。 Rustでもpprofあなたは、す
この記事は、「コンウェイの法則」とその逆転の発想の「逆コンウェイの法則」について述べていきます。 組織体制とアーキテクチャの相関関係組織体制はアーキテクチャは相関関係があります。わかりやすい例を出すと下図をご覧ください。 よくありがちなモノリシックな構成です。1つのモジュールにたくさんの機能を格納されており、組織体制としては職能型としてバックエンドチームなどが存在していきます。 これをマイクロサービス化したとします。ただ、組織体制はそのままです。このままだとせっかくServiceA,B,Cと責務を分けたのにそれを管轄しているチームは同じになっていました。つまり、マイクロサービス化のメリットが受けられません。 コンウェイの法則こういった現状を的確に表したのが、「コンウェイの法則」です。 コンウェイの法則とはメルヴィン・コンウェイが提唱した概念です。 システム設計(アーキテクチャ)は、組織構造
こんにちは。インターン生の富田祐永です。普段は情報系の研究室で超伝導量子コンピュータの研究をしています。 2022年1月から約1ヶ月間、NTT 研究所で「コンテナランタイムの実装及び評価」というテーマのインターンに参加させていただいておりました。 インターン参加経緯改めて軽く自己紹介をさせていただきます。 私は今は修士1年の院生なのですが、実は学部時代は情報系ではなく経済学部にいました。また、趣味で何かやっていたというわけでもなかったため、特に低レイヤに関しての実装経験はほぼ皆無です。 院に入ってからも、研究の傍らでちまちまCのコンパイラを書くくらいしか余裕がなく、何か面白いものを集中して実装できる期間が欲しいなあと思っていました。そのため、今回のテーマの募集を見つけた瞬間「これだ!」となって即応募しました。 取り組んだテーマさて、自分が取り組んだのは「containerd-shim-ru
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