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ブックマーク / www.sakuranbo.co.jp (6)

  • その人の素顔|阿部和重(作家)×池上冬樹(文芸評論家)対談 「現代文学は『書くことがない状態』にさらされている。むりやり捏造(ねつぞう)する発想力と想像力をもて」

    阿部和重(作家)×池上冬樹(文芸評論家)対談 「現代文学は『書くことがない状態』にさらされている。むりやり捏造(ねつぞう)する発想力と想像力をもて」 第27回は作家の阿部和重さん(聞き手は文芸評論家の池上冬樹さん)。デビューするまでの試行錯誤から芥川賞受賞、神町にこだわる理由まで幅広くお話しいただきました。 ◆デビューするまで/豪華な選考員/「群像」への思い ――先ほどの講座で面白かったのは「何を書くか、どう書くか」ということでした。そういったことはデビューの時からずっと考えていたんですか。 阿部 ずっとというわけではないんですけど、僕は「群像」という文芸誌の新人賞に三回送って、三回目で賞をいただいたんですね。一回目に書いた作品というのは、いろんなインタビューでお話ししてますが、それ以前に僕は映画の学校に行っていて、映画のシナリオをずっと書いてたんです。学校を出てからも。その延長で、書くこ

    tofy
    tofy 2012/02/28
  • その人の素顔|平山夢明(作家)×深町秋生(作家)対談  「最初の種になる仕事が好き」

    第20回は作家の平山夢明さん(聞き手は講座出身の作家の深町秋生さん)。アイディアの生み出し方や小説に対する想い、そして東日大震災について話していただきました。 ◆大藪春彦賞受賞作『ダイナー』/執筆は人間の生理に反する ――『ダイナー』で第13回大藪春彦賞を授賞されました。おめでとうございます。傑作ですけれど、料理の描写がとくにすばらしいですね。料理はするんですか? 平山 おれ、料理しないんだよね。せいぜいゆで卵とかカップヌードル作るぐらい。べるほう専門。 ――『ダイナー』では、ハンバーガーを作る過程も詳しく書いてます。 平山 おれは肉がえないんだけど、ひき肉にしたハンバーガーならいけるんだよ。だから舞台をハンバーガー屋にしたんだけど、取材のためにあちこちいに行ったよ。いろんなものをって、ひとまず研究してみようと。原宿とかにあるんだよね。小じゃれた店がさ。そこでいろいろったけど、

  • 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、気になる漫画、お勧めのコミック を、時に辛口、時に鋭く紹介します! さて、あなたはおしぼりのビニール袋をどうしているだろうか。 居酒屋なんかで出てくる業務用のおしぼり。叩くとポンと音がするアレである。あのビニール袋はけっこうわせものだ。単にテーブルへ置いたままにしておくと、空調の風にあおられてツツーっと滑っていき、そのうち隣のテーブルにまで飛んでいったりするちょっと目障りな存在だ。 目障りといってもあくまでちょっとだけだから、クシャクシャに丸めて灰皿なんかに放りこんでおく。もしくはおしぼりの下に敷く。見た目は美しくないものの、そのうちビールや突き出しなんかが運ばれてきて、グビグビやっているうちにどうでもよくなってくる・・・・・・。あまりにささやかな問題だから、いつも気になりながらもすぐに忘れてしまう。 今回は

    tofy
    tofy 2010/03/19
  • 小説家になりま専科

    「CAFE .LIVRES」は、が大好きというあなたのための特設コーナーです。 大好きな作家さんのとっておきの話や、前から気になっていたあの作品の、あっとおどろく話など、好きの方なら、きっと気に入ってもらえるはずです。

    tofy
    tofy 2009/11/19
  • その人の素顔|深町秋生×池上冬樹対談「言葉は生き残る。いつまでも生き残り、人の心を揺り動かす」

    第3回目は、文芸評論家の池上冬樹さん(聞き手は作家の深町秋生さん)。 10代、20代の思い出、翻訳家から書評家への転身、 人生を変えたとの出会いなどを話していただきました。 ■人生の分岐点/病気と高校の選択/国語学者との出会い ―― 池上先生と知り合って10年たちますが、その前からミステリ評論家、ハードボイルドの大家として池上冬樹という名前は知っていました。でも、その人がまさか山形にいるとは思わなかったですね。しかも同じ山形県立中央高校出身。いまでこそ中央高校といってもコンプレックスを持つ人は少ないでしょうけれど、昔はコンプレックスを持っていた人は多かったですよね。 池上 男子が入る高校としては東、南についで三番手ですよね。南高に行きたかったけど、中学3年生のときに膀胱炎から急性腎臓炎になり、1ヵ月入院して、結果的に内申書の評価が落ちた。この入院の体験も大きいんですよ。一カ月間

    tofy
    tofy 2009/11/19
  • さくらんぼテレビ

    小説家(ライター)になろう講座 (4月講師・長岡弘樹氏  ゲスト・深町秋生氏 柚月裕子氏)  4月の講師は、作家の長岡弘樹先生。長岡さんは山形市在住で、2003年に「真夏の車輪」で小説推理新人賞でデビュー。昨年は「傍聞(かたえぎ)き」(「小説推理」08年1月号)で第61回日推理作家協会賞を受賞した。受賞作を表題作にした作品集『傍聞き』も昨年双葉社から上梓され、各方面から注目を集めている新進気鋭の作家である。     ゲストは「このミステリーがすごい! 大賞」(宝島社)の第3回受賞者の深町秋生先生と第7回受賞者の柚月裕子先生。おふたりは講座の卒業生で、今年度から顧問として講座をバックアップしていく。(先生方のプロフィールはページ下に記載)。    講座はまず、講座の世話役をつとめる文芸評論家の池上冬樹氏の挨拶からはじまった。「09年度最初の講座です。今年度から世話役のほかに顧問として、講座

    tofy
    tofy 2009/05/21
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