Ubuntuを使っていると、何日かに一度、「アップデート・マネージャが起動し、アップデートをうながす」ということが発生するはずです。Ubuntuのみならず、コンピュータ環境を日常的に利用していく上では、日々発生するアップデートを適切に行うことが重要です。今回はUbuntu環境で、望んだ形のアップデートを適用するためのレシピを紹介します。 セキュリティアップデートとバグフィックス Ubuntuで行われる日々のアップデートは、アップデート・マネージャ(update-managerプログラム)によって行われます(図1)。9.04以降のUbuntuでは、アップデートファイルが存在することを確認した時点で、自動的にこのウインドウが表示されるようになっています[1]。 図1 アップデート・マネージャのウインドウ Ubuntuにおいては、こうして表示されるアップデータには次の2種類があります。