株価が上がる前に泊まっちゃおう――。料金が株価と連動する宿泊プランを山形県米沢市小野川温泉の「鈴の宿 登府屋(とうふや)旅館」が始める。 名付けて「アベノミクス実感プラン」。宿泊前日の日経平均株価終値を1泊2食の基本料金とする。旅館側は米沢牛のしゃぶしゃぶなども付いて本来なら1万8261円(第1次安倍内閣の日経平均株価最高値)相当を用意。 22日の終値は、キプロス支援を巡って欧州危機再燃への不安が高まり、1万2338円53銭に下げた。「1万2千円台なら、お客さまにはお得感があるでしょう。でも1万円になると、こちらがきつい」と旅館側。温泉の湯のように、景気も肌で感じてほしいと期待している。宿泊期間は25日から来月26日まで。問い合わせは同旅館(0238・32・2611)へ。 関連リンク未来の芸術家、宿泊料は作品で 山形・酒田のホテル(2/21)学生目線でプラン開発 大阪のホテル、専門学校