久方ぶりにアフリカを訪れる機会を得て、南アフリカのケープタウンで開かれた会議に出席してきた。ケープタウンは、インフラの整った近代都市であり、かつ観光地としても知られている。 ワインは、日本で手に入るものより状態が良かったせいもあろうが、いくつか大変質の高いものに巡り合った。レベルの高さを考えると、実に高コストパフォーマンスだった(個人的に特に気に入ったのは、どちらも赤ワインだが、VergelegenのStellenbosch 2008、VilafonteのSeries C 2010という銘柄)。 4億5000万年前の地層が頂上の平坦な部分を形成しているテーブルマウンテン、あるいはアフリカンペンギンの生息地など、見どころも多く、ほぼ会議漬けだったのが、悔やまれる。 途中で無理やり時間を作って、ペンギンだけは見に行ったが、至近距離かつ明るい時間に営巣中のペンギンを観察できるし、海をカヤックで進