世界を震撼させた安倍元総理銃撃事件から数日が経ち、犯人である山上容疑者の犯行動機が明るみになり始めている。報道によると、「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏(岸信介)で、その孫の安倍氏を狙った」とし、その「団体」とは世界平和統一家庭連合(旧統一教会、以下旧統一教会)であり、7月11日に田中富広会長が山上容疑者の母親が信者であり、「1カ月に1回程度の頻度で、教会の行事参加していた」旨を認めた。 ではこの「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏(岸信介)で、その孫の安倍氏を狙った」という山上容疑者の身勝手な世界観をどのようにとらえたら良いのだろうか。 結論として、銃撃は許されざる犯行であるが、山上容疑者の言う「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏」というのは、解釈の余地はあるが、事実として極めて的外れである、とは言えない。そして安倍元総理が旧統一教会と関係があるか無いかについては、「ある
まずロシア軍は海軍や空軍の規模が大きく、さらに核ミサイルを運用するための戦略ロケット軍などにもかなりの人間を取られます。また、国土がデカいのでロジに途方もない程のマンパワーを要します。 この結果、地上兵力はみんなひっくるめて36万人しか居ないのです。さらにこのうち20万人くらいは徴兵で、原則的には戦場に送ってはいけないことになっているので(規則をぶっちぎって送られている兵隊もいる)、戦場に送れる職業軍人は多分15万人内外というところでしょう(地上部隊限定)。 実はこれは、ちょうどロシア軍の初期の侵攻兵力と同じぐらいであり、要は最初から集められるだけの兵力をかき集めて侵攻したのではないかと思うのです。それでも侵攻作戦が思ったより手間取っているので、志願兵の入隊年齢制限を撤廃したり、囚人を動員したりしているのでしょう。
安倍晋三元首相(享年67)が今月8日、奈良市で行っていた参院選の街頭演説中に銃撃され、死亡した事件で、元海上自衛隊員の無職山上徹也容疑者(41)は、より殺傷能力の高い銃を選んだという趣旨の供述をしていることが12日、わかった。そうしたなか山上容疑者は複数の過激な“反アベ”の団体に所属していたとの情報が浮上した――。 山上容疑者は奈良県警の調べに対し、「事件前日に安倍氏が演説した岡山市の会場に持って行った銃とは別の銃を当日は使った」と説明しているという。 安倍氏を銃撃した8日には、一度に複数の弾丸が出る、散弾銃のような手製の銃を使った。一般的に散弾銃は、近距離での命中率が高いとされる。7日に岡山に携行したのはこうした銃ではなかったが、8日になってより殺傷能力の高い手製の銃を選んだことになる。県警はその経緯を調べている。強い殺意をうかがわせる山上容疑者だが、安倍氏を狙うようになったきっかけは母
「温暖化の人間活動主因説」に異議を唱える書籍『 気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか? 』(日経BP)。「『気候変動の真実』私はこう読む」の第2回は評論家・翻訳家の山形浩生さん。山形さんは2003年にビョルン・ロンボルグの『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』(文芸春秋)を翻訳し、環境・エネルギー問題にも造詣が深い。ロシアによるウクライナ侵攻を契機としてエネルギー安全保障への関心が高まる中で、決着したかに見えた気候変動についての議論の見直しが起きるのではないかと語る。 フェアで冷静な記述 私は2021年に刊行された原著(『Unsettled』)を途中まで読んでいましたが、日本語版が今年出て、これ幸いと読み終えたところです。ブログでも書いたのですが、本書は非常にフェアで冷静な記述をしている良書だと思います。 気候変動論議については、科学的に決着したといわれてい
「ある時、“政治”が“科学”を凌駕(りょうが)してしまいました」。「温暖化の人間活動主因説」に異議を唱える書籍『 気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか? 』(日経BP)。「『気候変動の真実』私はこう読む」3回目は、大気大循環を専門とする気象学者で、筑波大学教授の田中博さん。田中さんはノーベル賞を受賞した真鍋淑郎さんと親交があり、アラスカ大学で温暖化研究を始めました。ところが、当初、自由闊達(かったつ)な議論が交わされていた温暖化研究が、次第に政治色を強め、一つの見解に集約されていったそうです。 自然要因が大きい地球温暖化 本書の内容は私が考えていることとほとんど同じです。過激で安っぽい表現もなく、噓のない本です。けれども、世の中の気候変動の議論は、とんでもない方向に行ってしまっているので、本書への批判は多いかと思います。 私のことを温暖化懐疑論者だとか、研究の外部者にすぎない
米アメリカン航空のジェット機=2021年12月3日、米バージニア州アーリントン/Chris Helgren/Reuters ニューヨーク(CNN Business) 米ミシシッピ川近くのアイオワ州ダビュークの空港からの旅は、この地域の約10万人の住民にとって楽なものだった。空港は小さく、通り抜けも簡単、そして駐車場も無料だ。 それがこの9月ですべて終わることになった。 ダビュークに定期便を運航している唯一の航空会社であるアメリカン航空は、路線で使っている小型ジェット機に必要なパイロットが不足しているため、路線を廃止することにした。 同社はまた、ニューヨーク州ロングアイランド東部のイスリップ、コーネル大学がある同州北部イサカ、そしてオハイオ州トレドでも同じ理由で運航を取りやめる。 ダビューク空港を利用するほとんどの住民や企業にとって、代替策はシカゴのオヘア空港まで車で3時間かけて行くことだ。
7月4日から2日間にわたりウクライナの復興について話し合う国際会議がスイス・ルガーノで開催された。ウクライナを長期的に支援するための原則を盛り込んだ「ルガーノ宣言」が採択された。 【写真11枚】プーチンの長女・マリアの“訪日旅行写真” 東京ディズニーランド満喫後の姿を捉えた! 会議に出席したウクライナのシュミハリ首相は「復興計画に必要な金額は7500億ドルに上る。主要な財源として接収したロシアの資産を充てるべきだ」と主張した。 西側諸国の制裁により、ロシア政府の外貨準備が約3000億ドル、同国の富豪などの個人資産が約300億ドル差し押さえられた。だが、これらの資金をウクライナ復興に流用するには国際法上の制約がある。宣言は採択されたものの、具体的な財源の目途は立っていないのが実情だ。 この会議の目的はあくまで戦争終了後の長期的な復興計画の策定であり、戦争が続く現在のウクライナの窮状を支援する
ことしは異例の早さで梅雨が明け、先月から猛暑が続いていますが、世界各地でも例年より早く猛暑に見舞われ、さまざまな影響が広がっています。 インドやパキスタンでは、ことしは例年の2か月ほど早い3月ごろから熱波が到来し、5月には各地で50度前後の高温を記録しました。 干ばつで小麦の収穫が落ち込むなど、ロシアの軍事侵攻の影響による食料危機がさらに深刻化するのではという懸念も広がりました。 ヨーロッパやアメリカでも一足早く熱波に見舞われ、先月以降各地で40度を超える記録的な暑さとなっています。 スペイン南部の都市では今月10日、最高気温が43度に達しました。 またイタリア北部の農業地帯では、雨が降らない日が続いたため過去70年で最悪の干ばつとなっていて、政府は今月4日、非常事態宣言を出しました。 熱波の影響はヨーロッパでも深刻で、このうちフランスでは、南部を中心に先月最高気温が40度を超える日が相次
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首相官邸前で演説する「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党」代表の中村之菊さん。クラウドファンディングで資金を募り参院選に臨んだ(撮影/編集部・渡辺豪) 参院選で「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る」ことを公約に掲げた候補がいた。批判も黙殺もものともせず、ひたすら「加害者は本土の私たちだ」と訴え続けた選挙戦。彼女はどんな思いで選挙に臨んだのか。 【年表】沖縄、激動の歴史はこちら * * * 「沖縄は基地の中にあると言っていいぐらい、どこもかしこもフェンスだらけ。そういう場所って本土にありますか。この状況を放っておいていいのでしょうか」 6月22日の参院選公示日。「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党」代表として東京選挙区から立候補した中村之菊(なかむら・みどり)さん(42)が第一声の舞台に選んだのは、東京・永田町の首相官邸前だった。目の前には警察官がずらりと立ち並ぶ。足を止めて聞く人もいない。それ
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