<結論から言うと、今回大宮さんが書かれた文章は、いわゆるヘイトスピーチの一種だと私は考えています。「育休を取得した」という変更できない属性の人々を、明確な根拠のない理由で傷つけると共に、それ以外の人々の偏見を煽っている、という意味です。刺激的な表現かもしれませんが、試しにあの文章における「育休取得者」という言葉を、「障害者」や「外国人」「高齢者」などに置き換えてみてください。大意は通る内容になっているのではないでしょうか。> 先月22日に公開した 育児休暇に関する記事 について、知人の男性会社員A氏(30代、2児の父)から長文の抗議&反論メールが届いた。A氏はさらに、「私が一番知りたいことは、大宮さんがあの(不特定多数を傷つける可能性がある)文章を書かなければならないと思われた根拠です。それを知りたい方は他にも多くいらっしゃると思うので、コラムとして発表してもらうのが一番良い」と求めてきた