個人的な感想です マンガ・アニメ、その他ドラマや映画や小説など、いろいろなものについて読んだりみたりして考えたことを書いていきます。 セケンノハテマデ(1) (モーニングKC)/講談社 ¥596 Amazon.co.jp サライネスさんの『セケンノハテマデ』第1巻を読みました。 デザイン事務所の緩くて個性的な面々を描いた『誰も寝てはならぬ』をモーニングで連載されていたサライネスさんが、2012年の末から再びモーニングで連載を始めたのが『セケンノハテマデ』でした。 このマンガは「メトロ6R4」と言うインディーズからメジャーデビューしたばかりのバンドのメンバーたちの話です。一番中心的に描』かれているモーちゃん(高木守道)はジャージばかり着ている無口なギター担当、その中学時代の同級生ワカベン(若松勉)はヴォーカルでギターも弾いておしゃべり。ワカベンの大学の同級生がドイツ人とのハーフのシロちゃん(
個人的な感想です マンガ・アニメ、その他ドラマや映画や小説など、いろいろなものについて読んだりみたりして考えたことを書いていきます。 電脳マヴォで上村一夫『完全なる答案用紙』を読みました。 電脳マヴォは編集家の竹熊健太郎さんがやっているWEBマンガ雑誌で、竹熊さんが面白いと思った作品でなかなか商業誌に掲載されないもの、またこの上村さんの作品のように古いものであっても今の人に読んでもらいたいと竹熊さんが考えたものが掲載されています。 このサイトから生まれた話題作としては牛帝さんの『同人王』がありますが、この作品も大変面白かったので、また機会があるときにご紹介したいと思います。 上村一夫さんは1967年にデビューした劇画作家で、私が一番印象に残っているのは『同棲時代』です。まだ私も子供でしたからあまり読んだことはなかったのですが、竹久夢二をシャープにしたようなきりっとした美しい女性を描く人とい
個人的な感想です マンガ・アニメ、その他ドラマや映画や小説など、いろいろなものについて読んだりみたりして考えたことを書いていきます。 ARiA5月号に掲載された、新城一『毒のカナリア』を読みました。 新城さんは、ARiAでデビューした作家さんで、掲載は2作目のようです。ARiAは基本少女マンガ誌なので私が普段読んでいる雑誌とは傾向が違うので的確な批評はしにくいところがありますが、少し同人色があって、でも明るい感じの、割合私が好きな感じのお話を描く方だなと思いました。 他に少女誌で定期的に買っているのは『コミックゼロサム』ですが、私の感じとしてはゼロサムは同人色は弱くて、どちらかというと中二病的な?スケールの大きな話が多いように思います。ゼロサムもすべてを読み込んでいるわけではないのでいろいろ言うのは難しいのですけどね。 新城さんは軍服や19世紀ヨーロッパ的な世界観がお好きなようで、ある意味
昨日はどうも近藤ようこ『五色の舟』にすごくマインドが侵食されていたらしく、なんだかずっといろいろなイメージが湧いてきて自分を見失いそうになる感じすらあった。その時の感想はこちらとこちらに書いてあるのだけど、幼児期からのいろいろな記憶とないまぜになるというか、こちらの心の感覚器官のようなものとすごく引っ付きやすい面があって、手を洗ってもなかなか取れないぬるぬるのような、自分と区別のつけにくい他者みたいな感じがあった。 私はもともと自我の境界線が弱いというか、意識していないと呑み込まれやすいところがあって、だからこそ多くのことを感じられるし、逆に人に伝えるときにも何か言葉以上のものが伝えられるという感じがあるのだけど、こういう意識しにくい、無意識の領域から侵食してくるような作品というのにはなかなか対処できなくて、すごく苦労してしまう。ただそれによって、自分の中を洗いざらい点検できるチャンスとい
昨日はどうも近藤ようこ『五色の舟』にすごくマインドが侵食されていたらしく、なんだかずっといろいろなイメージが湧いてきて自分を見失いそうになる感じすらあった。その時の感想はこちらとこちらに書いてあるのだけど、幼児期からのいろいろな記憶とないまぜになるというか、こちらの心の感覚器官のようなものとすごく引っ付きやすい面があって、手を洗ってもなかなか取れないぬるぬるのような、自分と区別のつけにくい他者みたいな感じがあった。 私はもともと自我の境界線が弱いというか、意識していないと呑み込まれやすいところがあって、だからこそ多くのことを感じられるし、逆に人に伝えるときにも何か言葉以上のものが伝えられるという感じがあるのだけど、こういう意識しにくい、無意識の領域から侵食してくるような作品というのにはなかなか対処できなくて、すごく苦労してしまう。ただそれによって、自分の中を洗いざらい点検できるチャンスとい
TVアニメーション 進撃の巨人 原画集 第3巻 #8~#11収録/ポニーキャニオン ¥2,880 Amazon.co.jp おはようございます。『個人的な感想です』、略して「こじかん」です! 『TVアニメーション進撃の巨人 原画集』第3巻を読みました! この巻にはアニメの第8話から第11話まで、BD・DVDで言うと4巻全部と5巻の最初の1話が収められています。展開から言えば、トロスト区攻防戦の最中。謎の巨人の出現で命拾いしたミカサたちと、訓練兵たちが本部に突っ込んで、アルミンの知略と7人の技で建物内の巨人たちを倒してガスの補給に成功し、謎の巨人の中からエレンが現れる、という8話から駐屯兵団に敵意を向けられながら巨人化によって砲弾を防ぐ9話、アルミンの必死の説得によってピクシス司令を動かす10話、ピクシスが兵士たちを説得し、エレンの巨人化の力を信じて奪還作戦を始める11話、というところになり
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