仕事に見合った適正な賃金とは パートタイマーとは、文字通り「パートタイム=一部の時間」だけ勤務する人です。 もちろん、実際には補助的な業務や定型的な作業を担当することが多く、その意味では賃金水準が低いことに正当性はあるでしょう。 しかしながら、もし正社員や派遣社員と同じ業務に就いていたとしたらどうでしょうか。たとえば、同じ生産ラインを担当している。同じ販売の仕事をしており、権限や役割も正社員と変わらない。また、同じだけの成果や生産性を上げているとすれば、賃金に大幅な格差をつけることは、「同一労働・同一賃金」の考え方に反することになります。勤務時間が限定されるため、企業側に使い勝手が悪いということはあったとしても、2倍も3倍もの賃金格差は明らかに不自然です。 グラフは、フルタイム労働者に対するパートタイマーの賃金割合を、国際比較したものです。日本が50%強であるのに対して、同一労働・同一賃金
アフリカ・ギニアのコナクリ(Conakry)にある病院で、エボラ出血熱の犠牲者の遺体を運ぶ前に防護服を消毒をする緊急医療援助団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」のスタッフ(2014年9月14日撮影)。(c)AFP/CELLOU BINANI 【9月19日 AFP】エボラ出血熱が流行している西アフリカ・ギニアの村で、予防対策を周知するため政府が派遣した保健当局職員ら7人が、怒った住民たちに襲われた後、遺体で発見された。 ギニア政府の18日の発表によると、地元の衛生保健当局職員やジャーナリストらの遺体は、同国南西部の村ウォメ(Wome)にある小学校の浄化槽で見つかった。一行はエボラ出血熱の感染予防に関する訪問教育のため、16日に現地入りしたが、村人たちから石を投げ付けられた後、行方が分からなくなっていた。 地元警察によれば、16日の暴動では少なくとも
フォーリンアフェアーズの14年9月号で、ミアシャイマーがリベラルな国際政治観をぶった切っています。ジョン・ミアシャイマーはリアリリズム学派の国際政治学者。攻撃的リアリズム論の代表的な論者として知られる、当代きっての大学者の一人です。 彼は「欧米世界では、ウクライナ危機はすべてロシアの責任だ」という風潮に対して反駁し、アメリカとヨーロッパ諸国の責任を問うています。たいへん面白い議論ですので、その一部を紹介します。 ウクライナ危機を誘発した大きな責任は、ロシアではなくアメリカとヨーロッパの同盟諸国にある。危機の直接的な原因は、欧米が北大西洋条約機構(NATO)の東方への拡大策をとり、ウクライナをロシアの軌道から切り離して欧米世界へ取り込もうとしたことにある。……彼(プーチン)が反転攻勢に出たことには何の不思議もない。「欧米はロシアの裏庭にまで歩を進め、ロシアの中核的戦略利益を脅かしている」と彼
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く