2022年1月23日のブックマーク (8件)

  • 自宅に監視カメラ、行動履歴の掌握、犯罪「候補」者の摘発――AIが人間を監視する「ウイグル」の現在:佐々木俊尚 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

    AIが犯罪者候補を抽出し、犯行前に警察が取り締まる。そんなSFのような話が新疆ウイグル自治区ではすでに現実に起こっている。AIへの巨額投資を惜しまない中国では、監視システムによって社会が良くなったとの声も。AIは人類の敵か、味方か。 実に驚くべき書籍である。ジェフリー・ケイン(訳・濱野大道)『AI監獄ウイグル』は、テクノロジー政治的弾圧にどのように使っているのかを徹底的に明るみに出しており、このような内容の書籍は過去に類を見ない。 書で描かれている中でも最もわかりやすい事例は、ウイグル人への「予測的取り締まり」だろう。AI人工知能)とパーソナルデータによって、将来の犯罪者候補を抽出し、犯行の前に警察が取り締まるというものだ――こう書くと、ピンと来る人も多いだろう。そう、トム・クルーズ主演の2002年の映画「マイノリティ・リポート」である。殺人予知システムが実用化された未来の米国では、

    自宅に監視カメラ、行動履歴の掌握、犯罪「候補」者の摘発――AIが人間を監視する「ウイグル」の現在:佐々木俊尚 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
    tokyocat
    tokyocat 2022/01/23
  • 「人新世の『資本論』」に異議あり 先崎彰容|文藝春秋digital

    「脱成長」を掲げるベストセラー。その思想に著者の「弱さ」を見た。/文・先崎彰容(批評家) 先崎氏人との関係がもたらす「幻想」 かつて、批評家の吉隆明は『共同幻想論』の中で、人間の正常と異常について書いている。普通では理解しがたいことを、人間はするものだ。個人で冷静なときには変だとわかっていても、私たちは状況が変われば簡単に巻き込まれて悪行をなす。その理由は、人と人との関係がもたらす「幻想」に憑かれて状況判断ができなくなるからだ——これが吉の主張だった。言いかえれば、僕らの正常・異常の判断など曖昧なもので、てんであてにならないという意味である。 吉は戦時中、今回の戦争が絶対に正しいと考え、疑いをもたなかった。でも8月15日を境に、善悪の基準は正反対になってしまった。善悪の基準の瓦解を体験した吉は、深刻な精神的危機に陥ってしまう。もがき苦しみながら、吉は人間にとって「信じる」とは何な

    「人新世の『資本論』」に異議あり 先崎彰容|文藝春秋digital
    tokyocat
    tokyocat 2022/01/23
    “直接行動による連帯に決定的に欠けているのは、その地域への、またその地域で暮らしてきた者たちだけが共有している、人間同士の手触り、すなわち「つきあい」がもつ落ち着きである”
  • (4ページ目)ベストセラー新書「人新世の『資本論』」に異議あり 「脱成長」思想の裏にある“弱さ”とは何か | 文春オンライン

    弁舌が熱を帯び、理想世界を誇らしげに語るこの瞬間、斎藤氏の言葉が硬直化しはじめていることに気づかねばならない。瞳に映る美しい世界に、斎藤氏はいささかの疑いも持っていない。人種や階級、ジェンダーによる分断は、斎藤氏の処方箋によって美しい世界に確実に変わる。これ以外の方法はないと自分を「信じる」知識人の姿がここにはあるのだ。 かくして、斎藤氏は資主義を乗り越えるために、直接行動を求め始める。保育士一斉退職、医療現場からの異議申し立てにはじまり、ストライキや階級闘争、デモや座り込みといった「直接行動」による連帯こそ、今、世界を変えるために必要だというのだ。世界大の行動につなげていく必要があるというのである。 『文藝春秋』最新号に論考を寄稿した先崎彰容氏 「コミュニズムか、しからずんば死か」 世界を牛耳る1%の超富裕層に立ち向かい闘争するために、すなわち99%の人々を救うために、私たちは立ち上

    (4ページ目)ベストセラー新書「人新世の『資本論』」に異議あり 「脱成長」思想の裏にある“弱さ”とは何か | 文春オンライン
    tokyocat
    tokyocat 2022/01/23
    “斎藤氏の演説が、吉本隆明の批評とは別の言葉の使い方をしていることに、私は驚く。吉本にとって、批評とはまず何よりも自分の正義感を「信じる」ことの放棄から始まったからだ”
  • (3ページ目)ベストセラー新書「人新世の『資本論』」に異議あり 「脱成長」思想の裏にある“弱さ”とは何か | 文春オンライン

    一方で「価値」とは、市場でいくらの商品になるかが重要な指標になる。例えばまっさらな未使用のノートでも、大思想家が一生涯かけた思索の結晶である古であっても、同じ100円の値がつく場合がある。大思想家の作品に、ノートとは比べようがない無上の価値を認める人は多いだろう。だがそれは、大思想家に独自の個性を認めているからなのであって、資主義とは、各々の個性をわきに置いて、あらゆる存在を「商品」とみなし、貨幣の前に平等に額づかせる行為にほかならない。人間の命の値段まで数値化されて車の値段と比較できてしまうのが、資主義の特徴なのだ。 そして「価値」を基原則とする資主義は、「使用価値」もすべて商品にしてしまったのである。水や空気、土地などの地球の恵みに価格をつけて、商品化し、貨幣で売買できるようにしてしまったのだ。 資主義の歯車にからめとられている限り、私たちは環境を破壊しつづけ、また幸福にな

    (3ページ目)ベストセラー新書「人新世の『資本論』」に異議あり 「脱成長」思想の裏にある“弱さ”とは何か | 文春オンライン
    tokyocat
    tokyocat 2022/01/23
    “ 私たちには「正しい方向」というものがあり、それを目指せば「より良い未来」がやってくる。そのために人々は「行動」すべきであり、正しい道はマルクスを読んだ斎藤氏が知っているというわけだ”
  • ベストセラー新書「人新世の『資本論』」に異議あり 「脱成長」思想の裏にある“弱さ”とは何か | 文春オンライン

    「脱成長」を掲げるベストセラーに物申す。批評家・先崎彰容氏による「『人新世の「資論」』に異議あり」を一部公開します。(月刊「文藝春秋」2022年2月号より) ◆◆◆ かつて、批評家の吉隆明は『共同幻想論』の中で、人間の正常と異常について書いている。普通では理解しがたいことを、人間はするものだ。個人で冷静なときには変だとわかっていても、私たちは状況が変われば簡単に巻き込まれて悪行をなす。その理由は、人と人との関係がもたらす「幻想」に憑かれて状況判断ができなくなるからだ――これが吉の主張だった。言いかえれば、僕らの正常・異常の判断など曖昧なもので、てんであてにならないという意味である。 イデオロギーへの“熱狂”という危険 吉は戦時中、今回の戦争が絶対に正しいと考え、疑いをもたなかった。でも8月15日を境に、善悪の基準は正反対になってしまった。善悪の基準の瓦解を体験した吉は、深刻な精神

    ベストセラー新書「人新世の『資本論』」に異議あり 「脱成長」思想の裏にある“弱さ”とは何か | 文春オンライン
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    tokyocat 2022/01/23
    “天皇制絶対主義者と民主主義者は、表面上のイデオロギーの違いがあるにもかかわらず、各々が「信じる」理想にいささかの疑いももたない点で、違いはないと思った”
  • 技能実習制度の廃止を訴える指宿昭一氏「ゼノフォビア(外国人嫌悪)の根源は政府」:朝日新聞GLOBE+

    の技能実習制度をめぐっては外国からやってきた実習生らに対する人権侵害の事例や搾取の実態が次々と浮き彫りになっている。 日の同盟国であるアメリカも問題視し、国務省が今年7月、世界の人身売買に関する報告書の中でも言及。実習生の支援に取り組む指宿昭一弁護士を「ヒーロー」として認定した。 アメリカの問題意識はどこにあり、制度が今なお抱える課題とは何か。改めて指宿氏に聞いた。(内容は2回にわたって報告します) いぶすき・しょういち 弁護士(第二東京弁護士会)、暁法律事務所所長。1961年、神奈川県生まれ。筑波大を卒業後、17回にわたって司法試験に挑み、44歳で合格。46歳から弁護士として活動を始める。労働問題を専門とするほか、外国人技能実習生の問題や入管施設での外国人の人権問題などについても精力的に取り組む。アメリカ国務省が2021年7月、実習生の支援活動を評価し、人身売買と取り組む「ヒーロー

    技能実習制度の廃止を訴える指宿昭一氏「ゼノフォビア(外国人嫌悪)の根源は政府」:朝日新聞GLOBE+
    tokyocat
    tokyocat 2022/01/23
    “もう完全に制度が破綻していて、すでに挙げたような人権侵害が必然的に起こるような仕組みになっていると思います”
  • 家族全員がコロナになった。

    喉が痛い(ヽ´ω`) 30代共働き在宅勤務。息子2才。年末年始の帰省なし。会なし。追記:ワクチン2回済。フルチン。 1/10帰宅してきた息子に軽い咳。念の為小児科へ。所見なし。 1/11やっぱり軽い咳がある。病児保育に預けることにした。この日増田はオフィスに行った。 ↓ 夕方、病児保育からへTEL。 「息子くんの熱が急に上がって、乾いた咳が増えた。念の為検査したほうがいいかも。」 、手持ちの抗原検査キットを使う(持っててえらい)。 ↓ 線が2でた写メがくる。 _人人人人_ > 陽性 <  ̄Y^Y^Y^Y^ ̄ ↓ 会議中だった増田、会議を抜けるため秘技「俺、濃厚接触者(`・ω・´)」を使う。狙い通り追い出される。 ↓ 保健所にTEL。こちらの受け答えに「なるほどですね~」を返してくる人なので笑いをこらえながら指導を受ける。 1/13保育園、閉園。まじスマン。 PCR検査。息子陽性、俺

    家族全員がコロナになった。
    tokyocat
    tokyocat 2022/01/23
    “濃厚接触者より陽性者のほうが隔離期間が短くなるライフハック”
  • プーチン氏、ウクライナで次の大勝負に出るか

    【モスクワ】ウラジーミル・プーチン氏が旧ソ連国家保安委員会(KGB)の職員として働きだしたばかりの若い頃、適性評価では性格上の欠点が指摘されていた。同氏の自伝によると、後にロシア大統領となるこの人物は「危機に対する意識が低い」との評価を受けた。つまり、不当なリスクを冒しやすいということだ。 1989年、プーチン氏が働いていた東ドイツの都市ドレスデンのKGB施設に、民主化運動のデモ隊が乱入しようとした。単なる通訳のふりをして外に出たプーチン氏は、「攻撃的」な群衆を制止しながら、必死になってモスクワに応援を要請した。だが、返事は返って来なかったと同氏は振り返る。 プーチン氏がその理念に身をささげたソビエト連邦は、間もなく崩壊した。同氏はこの出来事について、20世紀最大の地政学的大惨事だと繰り返し述べている。その結果、旧ソ連圏の人口の48.5%と国内総生産(GDP)の41%が失われ、何より重要な

    プーチン氏、ウクライナで次の大勝負に出るか
    tokyocat
    tokyocat 2022/01/23
    《過去に取った行動がさほど重大な結果を招かなかったことが、プーチン氏をより大胆にしている可能性》《2008年にジョージア、2014年にはウクライナに侵攻しクリミア半島を併合》《また国外で暗殺計画を指示した疑い》