米国の10代の若者の健康情報入手方法 2015年6月,米国ノースウェスタン大学から,米国の若者の健康情報入手方法に関する報告書が公開された。この報告書は,2014年10月から11月及び2015年3月に,英語及びスペイン語話者の13歳から18歳の若者1,156人を対象に,調査会社GfKにより行われた全国調査の結果をまとめたもので,年齢,性別,人種・民族,世帯所得の観点から分析が行われている。以下に主な結果を紹介する。 全体の84%がインターネットから何らかの健康情報を得ている。また,多くの情報を得ているのは全体の25%である。若者がどの情報源から多くの健康情報を得ているのかについては,両親(55%),学校の保健の授業(32%),医師・看護師(29%)に次いでインターネットは4番目であり,図書やテレビ,ラジオ,新聞,雑誌を抜きメディアの中では最も多い。 全体の21%が健康情報関連のモバイルアプ