会社に勤めていたときのこと。 深夜の業務を終えて疲労困憊し、帰宅に向かう会社の廊下で「ハア〜」と大きなため息をついたのを後輩の社員に見られたことがあります。 もう、こんな仕事、やってられねえ。 そんな思いだったのでしょう。 後ろを歩いていた後輩は「いやあ、大きなため息でしたね〜。ホントに疲れてるんですね」と苦笑いしながら話しかけてきました。 会社で希望退職の募集が始まったとき、真っ先に「早期退職するんでしょう」と言ってきたのがこの後輩です。 ぼくの気持ち、分かってたんですね。 セミリタイア生活が始まって、そろそろ9ヶ月が過ぎようとしています。 日ごろ会社のことを振り返ることはほとんどないのですが、ふとした時に仕事をしていた時代を思い出す時もあります。 もう会社に未練はありません。 バリバリ働いている同僚たちの話や、仲間が出世していく様子を聞くと、頑張っているなあと感じます。 正直、ちょっぴ